タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 月5~6,火5~6   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011034 文化社会論演習Ⅲ(国際芸術文化論)[Culture and Society Seminar III] 英語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
小川 仁志[OGAWA Hitoshi]
担当教員[ローマ字表記]
小川 仁志 [OGAWA Hitoshi]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、アニメ哲学というコンセプトのもと、ジブリアニメを哲学の視点から分析し、そこに含まれている論点について議論していきます。したがって、学生は原則として毎回作品を事前に観てくることが要求されます。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
1回目 ジブリアニメとは何か?
2回目 風の谷のナウシカ
3回目 天空の城ラピュタ
4回目 となりのトトロ
5回目 魔女の宅急便
6回目 紅の豚
7回目 もののけ姫
8回目 千と千尋の神隠し
9回目 ハウルの動く城
10回目 崖の上のポニョ
11回目 風立ちぬ
12回目 アニメと意識
13回目 アニメと成長
14回目 アニメと自由
15回目 アニメと夢
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ジブリアニメとは何か?
ジブリアニメとは何かを理解する 映画を見てくる
第2回 風の谷のナウシカ
風の谷のナウシカを哲学する
映画を見てくる
第3回 天空の城ラピュタ 天空の城ラピュタを哲学する 映画を見てくる
第4回 となりのトトロ
となりのトトロを哲学する

映画を見てくる
第5回 魔女の宅急便
魔女の宅急便を哲学する
映画を見てくる
第6回 紅の豚
紅の豚を哲学する

映画を見てくる
第7回 もののけ姫
もののけ姫を哲学する
映画を見てくる
第8回 千と千尋の神隠し

千と千尋の神隠しを哲学する

映画を見てくる
第9回 ハウルの動く城

ハウルの動く城を哲学する

映画を見てくる
第10回 崖の上のポニョ
崖の上のポニョを哲学する
映画を見てくる
第11回 風立ちぬ


風立ちぬを哲学する

映画を見てくる
第12回 アニメと意識 アニメと意識の関係を哲学する 映画を見てくる
第13回 アニメと成長 アニメと成長の関係を哲学する 映画を見てくる
第14回 アニメと自由 アニメと自由の関係を哲学する 映画を見てくる
第15回 アニメと夢 アニメと夢の関係を哲学する 映画を見てくる
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 50% C: --% D: 40%
成績評価法
積極的参加 20% 最終レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
プリント配布
参考書にかかわる情報
備考
Colin Odell & Michelle Le Blanc, Studio Ghibli, Kamera Books, 2009
小川仁志『ジブリアニメで哲学する』PHP研究所、2017年
メッセージ
毎回原則として扱う作品を観てきてください。
キーワード
アニメ、哲学、ジブリ
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 気候変動に具体的な対策を
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
哲学、日本文化論、現代日本思想論
履修条件
連絡先
ogawa@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
いつでも相談に応じます。ただし、事前にメールでアポイントを取ってください。

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