開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
木9~10
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011042
ダイバーシティ総論[Introduction to Diversity Studies]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
阿部 新[ABE Arata]
ー
担当教員[ローマ字表記]
阿部 新 [ABE Arata], 上田 真寿美 [UEDA Masumi], 小川 仁志 [OGAWA Hitoshi], 北西 功一 [KITANISHI Koichi], 冨本 浩一郎 [FUMOTO Koichiro], 堀家 敬嗣 [HORIKE Yoshitsugu], LOEHR MARC [MARC LOEHR]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目は,入学直後の新入生が国際総合科学部の4年間で学ぶうえでの基本姿勢となるダイバーシティの理解に焦点を当てる。多様な性質,考え方を尊重する重要性と,その社会的背景を理解するとともに,それらの修得が社会でどのように活きるかについて考えるきっかけを作る。この目的を果たすため,本科目は1年次の第1クオーターに計8回のオムニバス形式で開講される。
授業の到達目標
多様な性質,考え方を尊重する重要性と,その社会的背景を理解するとともに,それらの修得が社会でどのように活きるかについて考えるきっかけを作ることを目標とする。そして,それらを国際総合科学部の4年間の学びと結びつけ,積極的に学んでいく姿勢を涵養する。
授業計画
【全体】
7名の教員がそれぞれの専門分野の視点からダイバーシティを論じる。7回の講義を経て期末試験により成績を評価する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
多様な働き方
企業における多様な働き方の事例から、ダイバーシティを広く捉える。
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第2回
映画と大衆音楽から差別を考える
映画と大衆音楽にみるさまざまな位相での差別的時代知(認識論的限界)
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第3回
女性のライフステージにおける健康
発育発達期、周産期、中年期、更年期、高齢期、及び女性アスリートの健康について生活習慣病予防(運動、栄養、睡眠)、ストレス緩和などの観点も交えながら説明する。
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第4回
哲学・倫理の側面からダイバーシティを考える
日本文化における多様性、手塚治虫作品における異形の問題、市民社会の多様性やルッキズム、フーコーの『肉の告白』など
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第5回
文化人類学の視点から民族や人種を考える
アフリカの「民族」紛争、「創られた民族」など
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第6回
メディアとステレオタイプ
メディアはステレオタイプをどのように形成し、利用し、増幅させるるかについて具体的な事例で説明する。
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第7回
デザインとダイバーシティ
個別の事例から,社会的要因(デザイン)によって生じる障害や生きづらさについて,また対話や共感による新たな価値創造について触れ,そこからデザインがダイバーシティを考えなければならない理由を説明する。
授業中に指示した学習 (学修時間の目安:4時間以上)
第8回
総括と期末試験
全体を振り返り、試験を行う
全体を振り返るための学習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。各担当教員により資料が配布(ウェブ上にアップロード等)される場合がある。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
国際総合科学総論、STEAM総論、コミュニケーション総論
履修条件
連絡先
阿部新
教育学部C棟107号室
a_abe(at)yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
阿部新:月曜日:11:30~13:30
その他、在室の場合はいつでも対応可能です。気軽に研究室を訪ねてください。アポイントを取っていただければ確実です。
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