タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火9~10   1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011048 表象文化論概論[Introduction to Culture and Representation Studies] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堀家 敬嗣[HORIKE Yoshitsugu]
担当教員[ローマ字表記]
堀家 敬嗣 [HORIKE Yoshitsugu]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
「表象(representation)」とは、とりわけ機械的な複製技術の媒介を前提とした20世紀以降の芸術的・文化的な事象に関わるきわめて重要な概念である。本科目では、美術や建築、大衆音楽や映画等、さまざまな芸術的・文化的な表象に触れ、それらに対する関心の発芽を履修者に促す。
授業の到達目標
「表象」という概念の理解と、これが今日の芸術や文化に対して提起する課題の同定をめざす。
授業計画
【全体】
20世紀以降の芸術的・文化的な事象について、とりわけ「美術」「建築」「大衆音楽」「映画」の諸ジャンルをとりあげ、「表象」的なトピックをとおしてそれぞれの今日的な課題について論じる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 「表象」という概念と「表象文化論」という学問領域について 「美学」および「表象文化論」について整理・理解する。目安時間:2時間)
第2回 美術 「写真」が相対化した近代の「美術」表現について 近代における「美術」表現について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第3回 建築(1) 「建築」をめぐる近代的な思想について 近代における「建築」の特徴について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第4回 建築(2) 日本の伝統的な「建築」における近代性と近代的な西洋性について 日本の「建築」における近代性について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第5回 大衆音楽(1) 日本の「大衆音楽」における類似/模倣の問題について 日本の「大衆音楽」に反映される近代性について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第6回 大衆音楽(2) 日本の「大衆音楽」における琴線の動揺について 「punctum/studium」について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第7回 映画 近代的な「表象」の装置としての「映画」について 「映画」の存在様式や存在意義における近代性について整理・理解する。(目安時間:2時間)
第8回 総括とレポート 近代的/大衆的な世界のありようとしての「表象」という概念について 期末課題レポートの作成(目安時間:5時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
最終レポートで評価します。
最終レポート100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 該当なし ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
映像資料や音響資料等、授業内で適宜参照する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 明るい部屋 ISBN 4622049058
著者名 ロラン・バルト 出版社 みすず書房 出版年
備考
メッセージ
キーワード
表象 美学 近代 大衆 芸術 美術 建築 音楽 映画 表現 メディア
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
horike@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
まずはメールにて連絡ください。

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