タイトル

開講年度 開講学部等
2026 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 木5~6   7.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011058 知的財産法[Intellectual Property Laws] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
足立 勝[ADACHI Masaru]
担当教員[ローマ字表記]
足立 勝 [ADACHI Masaru]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生 c 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業は、企業において経営幹部(知財及び法務関連の部門責任者及び執行役員を務めた)としての実務経験を有する教員が担当する。
「知的財産入門」の授業で学んだ知的財産に係る知識をもとに、6人程度のグループで具体的な判例を検討することを通じて、知的財産(特許権、意匠権、商標権、不正競争防止法など)の保護範囲を考える。
授業の到達目標
本講義は、受講生が
1)著作権法制度をよりよく理解する
2)知財訴訟における多くの判例を読む
3)グループで、著作権等の判例について報告をし、類似の判例との比較をする
ことを目的とする。
授業計画
【全体】
知的財産に係る現実に起きている裁判例をもとに、その内容を把握し、裁判所の判断について理解することを目標とする。最初の講義の後、学生にはグループにわかれて、具体的な判例をテーマに報告準備をする。各グループで、1)事案の概要、2)争点、3)各当事者の主張、4)裁判所の判断、をまとめ、参考文献を参照し検討をしたうえで、自らが設定した「問い」に対して最終的なコメントをグループで検討し、その判例の位置づけについて報告する。その際に、類似事件の判決との比較も行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 知的財産判例演習 1
グループ分け
ガイダンス
知的財産とは何かについて復習のため解説する。
グループ分け決定する。
事前:「知的財産入門」の授業の復習をする(学習時間の目安:2時間程度)。
事後:「知的財産入門」で学んだことと比較しながら、研究対象予定の裁判例について検討する(学習時間の目安:2時間程度)。
第2回 知的財産判例演習 2
研究発表する判決の選択
各グループで、どの判決を題材にして発表をするかを決定する。
研究対象裁判例について、研究計画・全体構成プランを検討する。最高裁HPの使い方を学ぶ。
事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例をイメージしながら、研究計画・全体構成プランの準備をすすめる(学習時間の目安:2時間程度)。
事後:研究対象裁判例について研究計画・全体構成プランを完成させるとともに、実際に最高裁HPにアクセスしてみる(学習時間の目安:2時間程度)。
第3回 知的財産判例演習 3
参考文献など検討用資料の収集
各グループで発表内容について検討する。
発表用マテリアルを検討する。
事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例について発表用マテリアルの検討、作成を行う(学習時間の目安:2時間程度)。
事後:研究対象裁判例について、発表用マテリアルを完成させるとともに、発表練習を開始する(学習時間の目安:2時間程度)。
第4回 グループによる判例研究発表(第一回目) 各グループによる判例研究発表(1回目)
他グループの発表について、その内容を評価する。
事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例について発表の練習、並びに発表用マテリアルの修正を行う(学習時間の目安:3時間程度)。
事後:他グループの発表について評価し提出するとともに、1回目のグループ発表について、それぞれで振り返り、改善すべき点を検討する(学習時間の目安:1時間程度)。
第5回 知的財産判例演習 4
1回目のグループ発表に対する講評に基づき、自チームの発表への反省・改善点を検討する。
判例を紹介したのち、各グループで研究対象裁判例を選択し、裁判例を読み込む。
事前:前の授業での指示や他グループの発表の中身・態様に基づき、自グループの発表への反省・改善点を検討する(学習時間の目安:1時間程度)。
事後:自グループの発表への反省・改善点を纏めるとともに、選択した裁判例を読むとともに、研究対象裁判例について研究計画・全体構成プランを検討する(学習時間の目安:2時間程度)。
第6回 知的財産判例演習 5
研究対象裁判例について、各グループで発表内容について検討しつつ、研究計画・全体構成プランを検討する。 事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例について、研究計画・全体構成プランの準備をすすめる(学習時間の目安:2時間程度)。
事後:研究対象裁判例について研究計画・全体構成プランを完成させるとともに、発表用マテリアルの準備を開始する(学習時間の目安:2時間程度)。
第7回 知的財産判例演習 6
各グループで発表内容について検討する。
発表用マテリアルを検討する。
事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例について発表用マテリアルの検討、作成を行う(学習時間の目安:2時間程度)。
事後:研究対象裁判例について、発表用マテリアルを完成させるとともに、発表の練習を開始する(学習時間の目安:2時間程度)。
第8回 グループによる判例研究発表(第二回目) 各グループによる判例研究発表(2回目)
他グループの発表について、その内容を評価する。
事前:前の授業での指示に基づき、研究対象裁判例について発表の練習、並びに発表用マテリアルの修正を行う(学習時間の目安:3時間程度)。
事後:他チームの発表について評価し提出するとともに、この授業で学んだことを復習する(学習時間の目安:2時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 15% C: 10% D: 25%
成績評価法
小テストでの提出課題及び研究計画・全体構成プラン(各2回分)30%,発表用マテリアル及びプレゼンテーション(各2回分)50%、課題に関する活動20%,
出席:欠格条件
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 著作権判例百選〔第7版〕 ISBN 9784641213432
著者名 田村善之[ほか]編 出版社 有斐閣 出版年 2025
参考書 書名 特許判例百選〔第6版〕 ISBN 9784641213463
著者名 田村善之[ほか]編 出版社 有斐閣 出版年 2025
参考書 書名 商標・意匠・不正競争判例百選〔第2版〕 ISBN 9784641115484
著者名 茶園成樹[ほか]編 出版社 有斐閣 出版年 2020
参考書 書名 アンブッシュマーケティング規制法 ISBN 9784990651596
著者名 足立勝 出版社 創耕舎 出版年 2016
備考
メッセージ
 知的財産を理解するためには、条文の内容のみならず、実際に裁判所で争われた事例を通して実社会でどのような場面で問題が発生するのか、どのように考えることになるのか等を実践的に研究することが重要です。机上での条文の記憶ではなく、実社会での知的財産について考えましょう。
 なお、本講義はa,b,cと3つのグループに分かれていますが、学生が希望する曜日を選ぶことはできません。学籍番号順に振り分けられます。また、2年次学生で、夏からの留学のために第7回及び第8回に授業に出席できない場合は(自身で留学及び授業のスケジュールを確認すること)、翌年度での履修登録を考えてください。
キーワード
知的財産、著作権、特許、意匠、商標、不正競争防止法、判例
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
知的財産入門、法学概論、文化社会論演習I(知的財産)、文化社会論演習I(企業取引)、並びに著作権法、特許法、商標法、意匠法、不正競争防止法、コンテンツ産業と知的財産などの集中講義科目
履修条件
連絡先
足立勝 ma-adachi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて事前に予約の上、研究室に来てください。

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