開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
月3~4,木5~6
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011082
文化社会論演習Ⅳ(国際経済論)[Culture and Society Seminar IV]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
阿部 新[ABE Arata]
ー
担当教員[ローマ字表記]
阿部 新 [ABE Arata]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
経済がグローバル化し、社会が複雑化・多様化しているなかで、われわれは日々の生活において、国内のみならず、国外の経済の動向を無視できない状況にある。社会においてどのように経済が動いているのか、それをどのように見るかは、政治・経済に関する知識・理解(DP1-3)のみならず、社会洞察力(DP4-2)を涵養する意味で、国際総合科学部において重要な視点になる。本授業では、基盤科目で学んだ経済学の基礎理論を用いて、経済学的な視点から社会を見る力を養うとともに、社会をより望ましい状況にするために、どのような対応が考えられるのかを皆で考えていく。本学部のカリキュラムにおいては、展開科目に位置づけられる。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
毎回提示する問いに対して受講者がパワーポイント等を用いて発表をしたうえで、与えられた課題に対してディスカッションを行い、問題構造の分析および解決策の提案をする。それを受けて、教員が経済学の理論的な考え方を提示し、経済理論および社会問題の理解を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
講義の進め方、経済学の全体像と本講義で扱う範囲
記事、文献サーベイ
(目安時間4時間)
第2回
経済学の基本的な考え方
講義
演習問題、記事、文献サーベイ
(目安時間4時間)
第3回
エネルギーと資源
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第4回
エネルギーと資源
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
第5回
食料の貿易
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第6回
食料の貿易
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
第7回
不公正貿易、フェアトレード、CSR、SDGs
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第8回
不公正貿易、フェアトレード、CSR、SDGs
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
第9回
観光
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第10回
観光
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
第11回
労働市場
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第12回
労働市場
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
第13回
貧困、格差
プレゼンテーション
演習問題、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第14回
貧困、格差
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り、ディスカッションのための意見準備(目安時間4時間)
第15回
グローバル化と地域経済
ディスカッション、理論的な考え方
演習問題、ディスカッションの振り返り(目安時間4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 40%
成績評価法
毎回の演習問題40%、期末レポート20%、プレゼン20%、授業の参加度・積極性20%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いない。レジュメをウェブ上に配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
経済学
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
経済学概論
履修条件
連絡先
a_abe[at]yamaguchi-u.ac.jp
研究室:教育学部C棟107号室
オフィスアワー
月曜日:11:30~13:30
その他、在室の場合はいつでも対応可能です。気軽に研究室を訪ねてください。アポイントを取っていただければ確実です。
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