開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
月7~8,木7~8
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011085
文化社会論演習Ⅳ(保健医療と現代国際社会)[Culture and Society Seminar IV]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
上田 真寿美[UEDA Masumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
上田 真寿美 [UEDA Masumi]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目は,人間の健康を現代社会や国際社会の中で把握し,保健医療の見地からそれらの歴史的変遷と文化的多様性を理解する。特に人口の高齢化,科学技術の高度化,社会の情報や国際化が進む中,現代社会が抱える保健医療や健康の課題について認識を深め,問題点を抽出して分析し,適切な対応や将来実現すべき方向を探索する等の問題解決能力を養う。
(本科目は,学部DP1-1及びDP2-1の能力形成に寄与する。)
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
最初は,現代社会における保健・医療について概説する。また,国や文化の違いによる保健・医療の現状及び健康観について学ぶ。その後,現代国際社会と健康に関するテーマを各自(グループ可)設定し、そのテーマについて課題を抽出し,解決のための方法を発表、レポートにする。また,保健・医療と国際領域における新たな価値の創出(イノベーション)についても探索し、発表に入れる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
1.オリエンテーション 2.現代国際社会における保健・医療
現代社会における保健・医療分野の課題について抽出し,その問題解決への取り組みの現状を解説する。また国や文化の違いによる保健・医療の現状と課題,健康観について検討する。
1.シラバスをよく読んでおくこと。
2.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
3.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:60分程度)
第2回
現代社会におけるストレスと健康
低学年次で学んだストレスと健康を踏まえて,ストレスマネジメント(ストレスの軽減とコントロールを試みる行動的・認知的・生理的方法)を学ぶ。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第3回
女性の健康と就労(1)
女性を取り巻く労働環境、健康との関連について学ぶ。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表におけるグループ内での役割を明確にし,協力しながら自身の役割をしっかりと遂行すること。他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第4回
女性の健康と就労(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第5回
現代国際社会と性(1)
現代国際社会における性の多様性への理解と取り組みについて学び考える。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表は他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第6回
現代国際社会と性(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第7回
ヘルスコミュニケーション(1)
医療・公衆衛生の分野のコミュニケーションについて学ぶ。 医学研究の成果が一般人にわかりやすく正確に伝えられることで健康行動や医療行動の変容が期待できる。 本内容について事例から学び理解する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表は他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第8回
ヘルスコミュニケーション(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第9回
保健・医療分野における国際貢献(1)
日本が実施している本分野の国際貢献の概要を学び、その課題や今後の展望について考える。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表は他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第10回
保健・医療分野における国際貢献(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第11回
国際社会における保健・医療分野の観光・産業(1)
保健・医療分野におけるイノベーションについて,医療ツーリズムを事例にその利点と問題点について検討する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表は他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第12回
国際社会における保健・医療分野の観光・産業(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第13回
保健・医療分野におけるソーシャルマーケティング(1)
保健・医療分野におけるソーシャル・マーケティングの基礎(歴史,特徴,考え方,手順)を学び,対象者への適切なプログラムの提供について検討する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。
3.発表は他者に内容が伝わるよう,しっかりと練習して完成度を高めておくこと。(目安時間:120分程度)
第14回
保健・医療分野におけるソーシャルマーケティング(2)
前週の学びを受けて、さらに内容を深めたプレゼンテーションを準備したナビゲーター(学生)を中心にディスカッションを実施する。
1.日頃から健康,保健,医療,福祉や行動学に関する書物に出来るだけ触れるようにしておくこと。
2.各回の学んだ内容について,自分の意見をまとめ,グループディスカッションで積極的に発言できるように勉強しておくこと。(目安時間:30分程度)
第15回
まとめ
これまで取り上げた内容について、興味を持ったものについて、ショートプレゼンテーションを実施する。
レポートを期限までに出すこと(目安時間:240分程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 40% C: --% D: 10%
成績評価法
発表、ディスカッション(小レポート)、学期末のレポートで評価します。
発表30%、ディスカッション(小レポート)20%、学期末のレポート50%
教科書にかかわる情報
備考
授業資料はMoodle上に掲載。
参考書にかかわる情報
備考
Moodle上に掲載したり口頭で紹介する
メッセージ
第1回目の授業(オリエンテーションを含む)には必ず出席してください。
キーワード
健康,行動,医療,保健
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
運動健康科学
履修条件
連絡先
masumi-u@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月~金のお昼休み
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