開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
月7~8
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011093
生物多様性[Biodiversity]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
杉井 学[SUGII Manabu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
杉井 学 [SUGII Manabu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地球と生命の歴史を解説し、様々な環境に生息する生物の具体例を紹介する。また、生物と地球環境との相互作用や生物同士の係わり合いをはじめ、生物の進化と多様性についても解説する。また、個々の生物の行動や、生物個体群のふるまいや相互作用を解説しながら、地球全体での物質循環やエネルギー循環について解説する。また、環境汚染と絶滅、外来生物の実態にも言及し、今後の地球環境の持続可能性について考察する。
授業の到達目標
生物進化の歴史と基本的な生態系の成り立ちを理解し、生物同士や地球環境との相互作用について説明できる。また、生物のふるまいや地球環境との相互作用を理解し、地球環境の持続可能性を考察できる。
授業計画
【全体】
“生物が進化し住み着く環境とはどのようなものか“を導入にし、生物の振る舞いやその多様性を解説する。また、生物進化の歴史を解説しながら、生物同士あるいは生物と環境との相互作用などについても言及する。さらに、その相互作用が地球上の物質循環とエネルギー循環にも影響を及ぼすことにも言及し、環境汚染による生物の絶滅や今後の生物資源管理のあり方について考察する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
地球の成り立ちと生態系
講義オリエンテーション。“生物が進化し住み着く環境とはどのようなものか“を生物の生息域とともに解説し、地球外生命体の可能性についてディスカッション。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第2回
極限に生きる生物と寿命
特殊な環境にすむ生物の具体例を解説し、生物が環境に、また環境が生物に与える影響を解説。さらに、生物が自らに課した生と死の仕組みを解説。”なぜ生物は死ぬのか”をディスカッション。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第3回
有性生殖と無性生殖
多様な生殖方法の具体例を解説。また、有性生殖と無性生殖の長所と短所についてディスカッション。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第4回
進化と多様性(恐竜はなぜいなくなった?)
生物進化の歴史や、生物の多様性について解説。また、恐竜とはどのような生物だったのか?なぜ絶滅したのか?ジュラシックパークはできるのか?などについて考察。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第5回
生物群集と食物連鎖
一個体ではなく、同種の集まりや異種の集まりという単位で生物を捉えたときの振る舞いを解説。また、密度効果によって生じるヒトの変化をディスカッション。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第6回
生物の行動
走性・反射・本能・学習・知能など、生物の行動学について、具体的事例と共に解説。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第7回
生物間の相互作用
異種および同種間の生物の相互作用を解説。また、ある一つの生物種が環境からいなくなった時の生態系の変化をディスカッション
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
第8回
環境汚染と生物資源管理
環境汚染の具体例と絶滅種および絶滅の危機にある生物種、外来生物などについて解説。
講義資料の事前学習
(時間:60分)
講義内容の事後学習
(時間:60分)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 5% D: --%
成績評価法
授業内のレポート 10%、学期末のレポート 90%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しないが、毎回の講義資料は、電子データファイルとしてダウンロードできるようMoodleコースに公開する。
振り返り、質問などをMoodleコースで行う。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
具体的な事例や写真をできるだけ多く提示する講義としたい。得られた知識をもとにディスカッションを行い、生物多様性などについて議論できる能力を身につけてほしい。
キーワード
生態系、多様性、地球環境、進化
持続可能な開発目標(SDGs)
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
バイオテクノロジー、地球環境と持続可能性
履修条件
連絡先
manabu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日・午後
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