開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
木9~10
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011099
宗教学概論[Religious Studies]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
星野 晋[HOSHINO Shin]
ー
担当教員[ローマ字表記]
星野 晋 [HOSHINO Shin]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会・文化的文脈において宗教がどのよう意味をもっているかについて、宗教人類学や宗教社会学の視点から理解する。後半はとりわけ宗教の原点ともいえるシャーマニズムに焦点をあて、日本や台湾の事例を紹介しつつ、特定の信仰をもつかもたないかとは別のところで、知らず知らずに宗教的思考が私たちの人生や日々のくらしの中で息づいているさまを概観する。
授業の到達目標
宗教が人びとの生活や社会においてどのような意味・役割をもっているかを説明できる。
授業計画
【全体】
前半は「宗教とは何か」ということについての社会学や文化人類学の仮の定義にはじまり、儀礼、占い、呪術、憑依など、宗教を構成する多様な要素について概説する。後半は、宗教の原点ともいえるシャーマニズムに焦点をあて、日本や台湾の事例から、社会文化的文脈において、シャーマンが人びとのどのようなニーズに応えているかを概観し、人や社会にとって宗教とは何かについて考察する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
社会現象としての宗教
文化人類学や社会学の立場から宗教現象や宗教的世界観を定義する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第2回
どこから人
人の誕生・中絶に焦点をあて、何をもって人と見なすかをめぐる多様な文化的解釈を理解する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第3回
ライフステージと通過儀礼
主に日本や台湾における人の一生に焦点をあて、宗教的思考や行為がどのように息づいているかを概観する。
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第4回
占い、呪術、憑依
宗教を構成する様々な要素について解説する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第5回
シャーマニズムとは
主に日本の事例から、シャーマニズムがどのような社会現象であるかを説明する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第6回
日本のシャーマニズム
四国のオガミヤの事例から、今日、シャーマンがどのような社会的ニーズに応えているかを概説する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第7回
台湾漢人社会における宗教的世界観と暮らしの中の宗教
台湾のシャーマンである童乩について理解する上で必要となる、台湾の宗教的世界観について解説する
Moodleコメント欄への記入
授業中に指示した学習(学習時間の目安:2 時間以上)
第8回
台湾のシャーマニズム(つづき)・まとめ
台湾の童乩が人びとのどのようなニーズに応えているかを、事例にもとづき解説する
Moodleコメント欄への記入
最終レポートの提出(学習時間の目安:2 時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の授業へのコメント(5×8=40%)、最終レポート(50%)、態度・調整点(10%)。全出席を求めるがやむを得ない事情による欠席については欠格条件(6回以上の出席が必須)として扱う。
教科書にかかわる情報
備考
用いない
参考書にかかわる情報
備考
授業内で提示する
メッセージ
まずは宗教に対する偏見を避け、中立的な視点で学修してください
キーワード
宗教、世界観、呪術、占い、儀礼、シャーマニズム
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
hoshino@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。メール等でアポイントメントをとること。
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