タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 月5~6   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011123 グローバルイヤー準備[Global Year Preparation] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
秋谷 直矩[AKIYA Naonori]
担当教員[ローマ字表記]
秋谷 直矩 [AKIYA Naonori]
特定科目区分   対象学生 b 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目は課題解決能力の習得を目的とした科学技術社会論または社会学研究のための基礎セミナーの位置付けである。
研究室の指導方針については以下を参照すること。

<指導方針>
研究内容:科学技術社会論もしくは社会学に関連するテーマであることが望ましい。
研究対象:コミュニケーション、テクノロジー、メディア、スポーツ、科学技術コミュニケーションなど。
選考方法:履修希望者が規定人数を超えた場合、1年次の成績と面談により選考を行う。
履修条件:特になし。

教員の専門分野は、科学技術社会論・コミュニケーションの社会学・スポーツ社会学。
これまでの秋谷の仕事については、下記のresearchmapやResearchGateのページを参考にすること。
https://researchmap.jp/read0144047
https://www.researchgate.net/profile/Naonori-Akiya

この授業ではグローバルイヤーやPBLを見据えた研究計画を立てる。留学予定の学生は留学先の理解を深め、研究計画書を作成する。日本に残る学生は、日本での研究計画を立て、留学する場合と同様の研究計画書を作成する。研究は論文執筆だけでなくプロジェクトや作品制作も想定する。PBLで求められる基本的研究能力を身に付ける。
まず、留学先の国・地域の地理・歴史・文化などの概要と留学先の大学について学生が個別に調べ、報告書を作成する。次に各自が調査のテーマを決定し、その調査方法・調査内容・タイムスケジュール・期待される成果を含んだ研究計画書を作成する。
なお、本科目で作成した研究計画に基づき、グローバルイヤー期間に各自調査・研究を進め(途中テーマ・計画変更可)、また3年Q3の「グローバルイヤーまとめ」において、その成果を研究成果報告書としてまとめることを想定している。
授業の到達目標
グローバルイヤーの研究計画を立て、それを実施する。留学予定の学生は、留学先の国・地域の地理・歴史・文化などの概要と留学先の大学を理解する。留学先で行う調査方法・調査内容・タイムスケジュール・期待される成果を含んだ研究計画書をを作成できる。日本に残る学生は日本で行う同様の研究の計画書を作成する。
文献・資料調査、研究計画書の作成を通じて、主として情報収集・処理能力、多文化理解能力、深層ニーズ把握能力、課題設定能力を養う。
授業計画
【全体】
本授業はゼミとして運営する。グローバルイヤーに向けて履修者各自が研究テーマを決定し、その調査方法・調査内容・タイムスケジュール・期待される成果等を含んだ研究計画書を作成する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
研究計画作成に向けた基本的知識・スキルの習得(1):個人的な関心から研究テーマへ
本授業を含めたグローバルイヤー全体のスケジュールについて説明する。
秋谷の進行中の調査・論文執筆を例に、個々の関心を研究テーマとして捉え直す方法についてレクチャーする。
レクチャー内容に関連する社会学・科学技術社会論、社会調査法、アカデミックスキルそれぞれの基本的知識・スキルを学ぶ。
研究テーマに関する情報収集(目安時間:4時間)
第2回 研究計画作成に向けた基本的知識・スキルの習得(2):先行研究を調べる 秋谷の進行中の調査・論文執筆を例に、先行研究の調べ方についてレクチャーする。
レクチャー内容に関連する社会学・科学技術社会論、社会調査法、アカデミックスキルそれぞれの基本的知識・スキルを学ぶ。
研究テーマに関する情報収集(目安時間:4時間)
第3回 研究計画作成に向けた基本的知識・スキルの習得(3):データの集め方 秋谷の進行中の調査・論文執筆を例に、データの集め方についてレクチャーする。
レクチャー内容に関連する社会学・科学技術社会論、社会調査法、アカデミックスキルそれぞれの基本的知識・スキルを学ぶ。
研究テーマに関する情報収集(目安時間:4時間)
第4回 研究計画作成に向けた基本的知識・スキルの習得(4):分析方法 秋谷の進行中の調査・論文執筆を例に、分析方法についてレクチャーする。
レクチャー内容に関連する社会学・科学技術社会論、社会調査法、アカデミックスキルそれぞれの基本的知識・スキルを学ぶ。
研究テーマに関する情報収集(目安時間:4時間)
第5回 グローバルイヤーの研究計画作成(1) 研究の背景・調査方法・調査内容・調査スケジュール・期待される成果を含む研究計
画書を作成する。
研究計画書の作成に関わる作業(目安時間:4時間)
第6回 グローバルイヤーの研究計画作成(2) 研究の背景・調査方法・調査内容・調査スケジュール・期待される成果を含む研究計
画書を作成する。
研究計画書の作成に関わる作業(目安時間:4時間)
第7回 グローバルイヤーの研究計画作成(3) 研究の背景・調査方法・調査内容・調査スケジュール・期待される成果を含む研究計
画書を作成する。
研究計画書の作成に関わる作業(目安時間:4時間)
第8回 グローバルイヤーの研究計画作成(4) 研究の背景・調査方法・調査内容・調査スケジュール・期待される成果を含む研究計
画書を作成する。
研究計画書の作成に関わる作業(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: 20%
成績評価法
授業内で作成した成果物(40%)と、最終課題である研究計画書(60%)で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
この授業では教科書は用いない。適宜、任意の手段で資料を提供する。
参考書にかかわる情報
備考
該当なし
メッセージ
キーワード
社会学、科学技術社会論、グローバルイヤー、研究計画
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
グローバルイヤーまとめ、社会学概論、科学技術と社会
履修条件
連絡先
akiya[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。事前にアポを取ってもらえると助かります。

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