開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
3.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011145
商標法[Trademark Law]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
KUCHKOROV MIRSHOD[KUCHKOROV MIRSHOD]
ー
担当教員[ローマ字表記]
KUCHKOROV MIRSHOD [KUCHKOROV MIRSHOD]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
知的財産制度の全体像を解説するとともに、商標法の位置づけを理解してもらう。商標制度とは,マークに関する特別法である。この授業では,この商標法を取扱い,商標制度に関しての法律の理解を基礎とし,商標権の権利の発生から一連の権利取得と消滅のまでの権利の一生の解説を行う。さらに,この他に,侵害に対する攻防及びその予防策についても解説する。グローバル化に伴いパリ条約,マドリッドプロトコルの条約の解説を行い,国内の商標法の位置づけの明確化を図る。
授業の到達目標
1. 商標制度に関わる法制度を理解する。2. 商標法の意義とその趣旨を理解する。3. 商標制度について事例や演習を取り扱いながら、グローバル化を視野に入れた実践的な能力の育成を目指す。
授業計画
【全体】
本授業では、知的財産法の概要を解説したのち、商標法における様々な制度の解説を行う。そして、商標法に関する条約などの国際的な枠組みに関しての理解を深める。学生による発表やグループワークを活用した形で進める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義概要(ガイダンス)
知的財産制度の概要
講義の進め方や評価方法などについて説明する。さらに,数多く存在する知的財産の全体像を俯瞰するとともに,それらを類型化して権利取得や保護活用の基本についての概要解説を行う。
商標制度の意義や商標の役割等について考えを準備してきてもらう。
(目安:1時間)
第2回
商標制度①
商標制度の趣旨,主体,客体について解説を行う。
小レポート・復習(目安:30分)
第3回
商標制度②
商標の客体の解説を行う。さらに商標の類似について演習・解説を行う。
ワークシート・復習(目安:30分)
第4回
商標制度③
商標権取得までの手続き,審判制度について解説を行う。
小レポート・ワークシートの提出・復習(目安:1時間)
第5回
商標制度④
商標権の効力、制限及び権利の変動について解説を行う。
小レポート・復習(目安:30分)
第6回
周知・著名商標の保護
不正競争防止法の概要を説明し、周知・著名商標の保護について解説を行う。
復習(目安:30分)
第7回
商標制度と条約
パリ条約及びマドリッド協定の解説を行う。
ワークシート、復習(目安:30分)
第8回
まとめ
これまでの授業で取り扱った内容のまとめを行う。
小レポート・復習(目安:1時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 10% C: 5% D: --%
成績評価法
授業への参加度、ワークシート・小レポート、最終レポートで評価します。
・授業への参加度 30%
・ワークシート・小レポート 30%
・最終レポート 40%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
知的財産、商標、商標権、マドリッド協定
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
共通教育科目「知的財産入門」
知財展開科目「著作権法」、「特許法」、「意匠法」、「不正競争防止法」、「知財情報の分析と活用」
履修条件
連絡先
miru@yamaguchi-u.ac.jp ミルショド
常盤キャンパスの知的財産センターで業務を行っています。
業務の都合で吉田キャンパスに出かけることもありますので、とりあえずはメールでご連絡ください。
オフィスアワー
平日なら基本的にどの時間帯でも大丈夫です。
ページの先頭へ