開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
木7~8
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011168
文学概論[Introduction to Literature]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤原 まみ[FUJIWARA Mami]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤原 まみ [FUJIWARA Mami]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
幅広い学識とその活用能力(DP-1),コミュニケーション能力(DP-2)に関連する。
DP-2の項目の中では、特に、多文化理解能力・自己省察能力に関連する。
基礎的なテクストの読み方を学び、感想文ではなく、論文(=自分の考えを根拠を持って論理的に説明し、他人を説得するもの)を書くための基礎力を養成する。
様々な文化圏のテクストを読み、多文化理解・文化多様性・多文化共生 に関心を持つことを目指す。
【重要】
1.本講座は、テクストの文字情報を正確に理解し、「それを元に」自分の意見を表現する練習を行う。
2.そのために、受講者それぞれは、「自分で」テクストを読む必要がある。
3.本講座における、自分の意見とは、自分でテクストを読むことによって、テクストの深層に分け入り、それによって自分で生成するものである。
3.故に、講師は安易な「答え」なるものを提示しない。それは教えることの放棄ではない。
4.テクストが示す・含意する情報について、どのように考えるか・感じるかは、他者とは違う個人それぞれに委ねられているからである。
5.講師は、「自分で」テクストを読み、それをもとに「自分で」「考える」様々な方法、つまり、テクストに示されている情報を分析的に読む様々な方法、を提案・提示する。
この講義は開放授業である。
moodle、修学支援システムを使用する。
授業の到達目標
テクストの情報を正確に把握できる。
テクストについて自身の意見を持ち、それを他者に向けて表現できる。
他者の意見を聞き、それについて理解することができる。
感想文ではなく、論文(=自分の考えを根拠を持って論理的に説明し、他人を説得するもの)を書くことができる。
盗用・剽窃をしない。
AIや作者記名のないWeb情報は参考文献として使用しない。
参考文献を参照しながら、自分自身の読みを論理的な構成を持った文章で表現できる。
授業計画
【全体】
様々なテクストを正確に読み、それをふまえて、自身の意見をまとめ、それを他者と共有する。
他者の意見を聞き、理解する。
講義、ディスカッション、発表などを中心に進めていく。
教科書の所定部分や課題図書を、必ず読んで出席すること。
課題図書については講義時に説明する。
課題図書は自分で用意すること。
moodleに課題を提出する。
moodleでの提出以外の課題は評価対象外。
どのような理由であれ、締め切り後の提出は評価対象外。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
text 1-1
シラバス確認
授業の進め方
課題の提出方法
役割決め
論文1について
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクスト
を読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
第2回
テクストを読むことについて
text1-2
テクストを読むことについて
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
第3回
テクストを読むことについて
text 2
テクストを読むことについて
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
第4回
論文1提出
テクストを読むことについて
text 3
テクストを読むことについて
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
第5回
レポート作成について
レポートの書き方
論文1 レポートBoxに提出 原稿用紙を使用する。1000字以上(名前、タイトルは字数に含まない)。紙は必ず綴じること。名前を書いていないものは評価対象外。
自分で選んだ1冊について、
1。適切にテクストを引用する
2。適切に参考文献を引用する
3。授業で学んだことをふまえて論じる
4。テクスト、参考文献を分析し、自分の意見を述べる
論文2 後ほど説明する。
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
締め切りは次々回授業日の0:00まで。
第6回
論文2提出
参照論文を読む
参照論文A
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
締め切りは次々回授業日の0:00まで。
第7回
参照論文の使用方法
参照論文B
授業中に指示した学習(学習時間4時間程度の学習)2週目以降も同様。
指示されたテクストを読み、それについての自身の考えをmoodleに提出
締め切りは次々回授業日の0:00まで。
第8回
総括・まとめ
総括・まとめ
総括・まとめ
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 50% C: --% D: --%
成績評価法
以下の4項目から評価する。
以下の4項目のいずれかが欠けた場合、失格。
出欠は欠格条件であり、評価の対象ではない。
1。課題提出・授業への積極的な参加 10%
2。論文1 20%
3。論文2 30%
4。最終論文 40%
期限を過ぎての提出物はいかなる理由であれ、評価対象外。
盗用・剽窃と考えられる提出物は評価対象外。
AI等を利用して構想・作成したと思われる提出物は評価対象外。
筆者名が明記されていないweb情報を参考文献として使用した提出物は評価対象外。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
文学テクスト入門
ISBN
4480080953
著者名
前田愛著
出版社
筑摩書房
出版年
1993
備考
教科書は古書や電子図書でも構いません。
講義には教科書を必ず持参すること。
課題テクストは自分で責任を持って入手すること。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
近代アジアの文学と翻訳 : 西洋受容・植民地・日本
ISBN
9784585325321
著者名
波潟剛 [ほか] 編
出版社
勉誠社
出版年
2023
参考書
書名
顔の剥奪 : 文学から「他者のあやうさ」を読む
ISBN
4787292366
著者名
鈴木智之著
出版社
青弓社
出版年
2016
参考書
書名
鏡のなかのボードレール
ISBN
4907986203
著者名
くぼたのぞみ著
出版社
共和国
出版年
2016
参考書
書名
悪魔にもらった眼鏡
ISBN
9784908523199
著者名
亀山郁夫, 野谷文昭編訳
出版社
名古屋外国語大学出版会
出版年
2019
参考書
書名
囚われて
ISBN
9784908523342
著者名
沼野充義, 藤井省三編
出版社
名古屋外国語大学出版会
出版年
2021
参考書
書名
夢見る部屋
ISBN
9784101274324
著者名
池内紀, 川本三郎, 松田哲夫編
出版社
新潮社
出版年
2014
備考
メッセージ
文学テクストを読む楽しみを味わいましょう
キーワード
多様性、批評的読み、クリティカル・シンキング
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
「比較文学・比較文化」
「留学生とともに学ぶ日本文学・日本文化」
履修条件
連絡先
mami-f@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
在室の場合はいつでも対応可能です。気軽に研究室を訪ねてください。
研究室:国際総合科学部 2階 209室
上記のアドレスに連絡し、アポイントを取っていただければ確実です。
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