タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 火7~8,金7~8    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011170 科学技術論演習Ⅰ(人工知能論)[Science and Technology Seminar I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村井 礼[MURAI Hiroshi]
担当教員[ローマ字表記]
村井 礼 [MURAI Hiroshi]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 これまでの科目でで修得してきた知識と技能を基盤に,特に「データサイエンス」との領域で,学生のアクティブ・ラーニングを主体とした個別テュートリアル方式の演習を行う。 本科目は,主に学部DP1及び3の能力養成に寄与する。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、情報収集や問題点の整理、更に適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための科学技術に関わる基本的な知識や技術の習得と共に、科学技術と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
15回の授業全体を環境構築フェーズ、基礎演習フェーズ、応用演習フェーズの3フェーズに分けます。
環境構築フェーズでは、AIプログラミングの基礎知識について学ぶと共に、開発環境を構築します。授業内レポートを課します。
基礎演習フェーズでは、あらかじめ定められたテーマに基づいて基礎的なプログラミング演習を行います。授業外レポートを課します。
応用演習フェーズでは、本格的な情報収集および分析を行い、AIを活用した基礎的なシステムの試作を行います。授業内レポートとして中間報告を課します。
最終課題として、報告書を提出します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス
AIプログラミングの概要
環境構築
講義概要と全体スケジュール、人工知能の歴史、開発環境の概要について説明する。 予習としてWeb上で「Python」「プログラミング」をキーワードで情報を収集しておくこと(目安時間:1時間)
第2回 AIプログラミング基礎演習その1 与えられたテーマに基づいて、基礎的なAIシステムを設計する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第3回 AIプログラミング基礎演習その2 与えられたテーマに基づいて、基礎的なAIシステムを構築する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第4回 AIプログラミング基礎演習その3 与えられたテーマに基づいて、開発した基礎的なAIシステムを評価する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第5回 プレゼンテーションおよびディスカッション グループごとに開発したシステムについて発表し、向上点について議論する。 簡単なプレゼン資料を作成すること(目安時間:2時間)
第6回 AIプログラミング応用演習その1 与えられたテーマに基づいて、AIシステムを設計する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第7回 AIプログラミング応用演習その2 与えられたテーマに基づいて、AIシステムを構築する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第8回 AIプログラミング応用演習その3 与えられたテーマに基づいて、AIシステムを構築する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第9回 AIプログラミング応用演習その4 与えられたテーマに基づいて構築したAIシステムを評価する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第10回 プレゼンテーションおよびディスカッション グループごとに開発したシステムについて発表し、向上点について議論する。 簡単なプレゼン資料を作成すること(目安時間:2時間)
第11回 AIプログラミング応用演習その5 得られた向上点に基づいて、改善システムを設計する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第12回 AIプログラミング応用演習その6 得られた向上点に基づいて、改善システムを構築する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第13回 AIプログラミング応用演習その7 得られた向上点に基づいて、改善システムを構築する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第14回 AIプログラミング応用演習その8 得られた向上点に基づいて、改善システムを評価する。 グループ内でテーマについて話し合っておくこと(目安時間:2時間)
第15回 プレゼンテーションおよびディスカッション 最終レポートおよび制作物を提出する。 最終レポートの作成等を行うこと(目安時間:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(中間・期末試験)60%、小テスト・授業内レポート20%、宿題・授業外レポート20%
教科書にかかわる情報
備考
授業前後に教材データのWEB配信を行います。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
生成AIやインターネットの普及のおかげで、プログラミングを誰でも楽しめる時代になりました。「〇〇できる機能があると良いな」と身近な課題に気づき、具体的な解決方法を考え出せるスキルの方が重要になりつつあります。この授業では、プログラミングスキルの向上より、課題解決にAIを活用するスキルの修得に重点を置くので、文系の学生でもアプリを開発できるように指導します。また、適宜、AIと著作権などの微妙な問題についても触れるので、気になる人は遠慮なく相談して下さい。
キーワード
人工知能、プログラミング
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
連絡先
村井礼:muraip[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで連絡ください

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