開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
月9~10
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011176
文化社会論演習Ⅰ(留学生とともに学ぶ日本文学・日本文化)[Culture and Society Seminar I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤原 まみ[FUJIWARA Mami]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤原 まみ [FUJIWARA Mami]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この講座は、幅広い学識とその活用能力(DP-1),コミュニケーション能力(DP-2)に関連する。
この講座は、文化社会論演習科目(共働力が重要項目)と設定されてはいる。
しかし、本講座「留学生とともに学ぶ日本文学・日本文化」では、日本文学・文化の理解を通して、日本文学・日本文化とは異なる文学や文化への関心を育てることを目指す。
故に、本講座は、特に、DP-2の多文化理解能力・自己省察能力に関連する。
日本人(学生&地域の方々)と留学生が協働して、日本文学・日本文化について学ぶ。
留学生の受講には、日本語テクストを読み解く能力を持った、上級レベルの日本語能力が必要である。
アニメ・コミック・歌詞・映画・伝統芸能・随筆・小説などを素材にして、日本語の文字・音、日本文化、日本語文学の特徴に触れる。(本年度は小説とドラマを使います)
日本文化・日本語文学について考えながら、アジアや欧米など世界の様々な文化・文学、自国の文化・文学についても考える。
この科目は開放授業である。
moodle, 修学支援システムを使用する。
ポーランド、オーストリア、台湾、中国との研究者や学生を交えたオンライン授業を数回行う予定である。
交流授業ではgoogle meetsを使用する。アクセス情報はmoodle, 修学支援システムでお知らせする。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
重要!!
【教科書は、FAVObooks店頭にて各自で注文してください。】
moodle,修学支援システムを使用する。
この授業では以下のことを行う予定である。1:文学作品を読む、2:講義を聞く、3:ディスカッションをする、4:コメントを書く、5:プレゼンテーションをする。
授業外課題:課題図書についての自身の考え、意見などを、250字程度にまとめて提出する。
提出締め切り:授業がある日の0:00
Moodleに提出
注意:誰かの考え等を盗用・剽窃したと考えられるものは評価対象外。
期限後に提出された課題は、どのような理由であれ、評価対象外。
最終課題:課題図書を読み、文献を参照しながら、自身の意見を表す。
1,500字以上。
期限後に提出された課題は、どのような理由であれ、評価対象外。
最終課題未提出は失格。
プレゼンテーション:授業内で説明する。
レポート等の盗用・ 剽 窃 について( 必 ず読んでください)
レポートを書くときに「盗用(とうよう)・剽 窃(ひょうせつ) 」を絶対(ぜったい)にしてはいけません。
「盗用(とうよう)」は、
他(ほか)の人(ひと)が書いた内容(レポートや本、インターネットのページなど)をそのままうつしたり、他(ほか)の人が書いたものに自分の名前を書いて出したりすることです。ほか ないよう ろんぶん
「 剽 窃 (ひょうせつ)」は
他(ほか)の人が書いた内容(ないよう)など(本やインターネットのページ、論文など)を、その本やページなどについて 紹 介 (しょうかい)しないで、自分の内容として書くことです。
これは、テストでカンニングをすることと同じです。
もしみなさんがレポートなどで「盗用・ 剽 窃 」をしたことがわかったら、そのことを 出 身(しゅっしん) 大学に伝(つた)えることがあります。
それから、その学期(がっき)の単位(たんい)が全部(ぜんぶ)なくなるかもしれません。
テストのカンニングも、レポートなどの「盗用(とうよう)・ 剽 窃(ひょうせつ) 」も、絶対にしないで ください。
ただレポートなどの中で、他の人が書いた内容を 紹 介(しょうかい) したいときは、正しい方法(ほうほう)で引用(いんよう)してください。
正しい方法で引用することは、問題がありません。 引用の方法がわからない人は、 授 業(じゅぎょう) の先生や指導 教 員(しどうきょういん) の先生に聞いてください。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
日本文学・文化1
授業概要
課題図書、最終課題について
日本文学・文化1
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間程)
課題は次の授業がある日の0:00までに、Moodleに提出する。
2週目以降も同様。
第2回
日本文学・文化2
日本文学・文化2
課題:日本文学・文化1 プレゼン資料
第3回
日本文学・文化3
日本文学・文化3
課題:テクスト1
第4回
テクスト1
テクスト1
課題:テクスト1
第5回
日本文学・文化 4
日本文学・文化 4
課題:日本文学・文化2
第6回
日本文学・文化5
日本文学・文化5
課題 テクスト2
第7回
テクスト2
テクスト2
課題:テクスト2 論文読解
第8回
日本文学・文化 6
日本文学・文化 6
課題:日本文学・文化 3 プレゼン資料
第9回
日本文学・文化 7
日本文学・文化 7
課題:テクスト3
第10回
テクスト3
テクスト3
課題:テクスト3 論文読解
第11回
日本文学・文化 8
日本文学・文化 8
課題: 日本文学・文化 4プレゼン資料
第12回
日本文学・文化 9
日本文学・文化 9
課題:テクスト4
第13回
テクスト4
テクスト4
課題: テクスト4 論文読解
第14回
日本文学・文化 10
日本文学・文化 10
課題: 日本文学・文化 5 プレゼン資料
第15回
日本文学・文化 11
日本文学・文化 11
課題: 最終課題作成
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
課題(25%)
課題図書を読んだ上での、授業中の発表(25%)
最終論文(50%)
を総合的に評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
日本近代短篇小説選昭和篇1
ISBN
9784003119143
著者名
紅野敏郎 [ほか] 編
出版社
岩波書店
出版年
2012
備考
課題図書は各自用意すること。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
近代アジアの文学と翻訳 : 西洋受容・植民地・日本
ISBN
9784585325321
著者名
波潟剛 [ほか] 編
出版社
勉誠社
出版年
2023
参考書
書名
比較文学の世界
ISBN
9784523292982
著者名
秋山正幸, 榎本義子編著
出版社
南雲堂
出版年
2005
参考書
書名
国境を超える現代ヨーロッパ映画250 : 移民・辺境・マイノリティ
ISBN
9784309276526
著者名
野崎歓 [ほか] 編
出版社
河出書房新社
出版年
2015
参考書
書名
大学教授のように小説を読む方法
ISBN
9784560097304
著者名
トーマス・C・フォスター著 ; 矢倉尚子訳
出版社
白水社
出版年
2019
参考書
書名
文学が裁く戦争 : 東京裁判から現代へ
ISBN
9784004319962
著者名
金ヨンロン著
出版社
岩波書店
出版年
2023
参考書
書名
人文学のレッスン : 文学・芸術・歴史
ISBN
9784801006058
著者名
小森謙一郎, 戸塚学, 北村紗衣編
出版社
水声社
出版年
2022
参考書
書名
「日本語」の文学が生まれた場所 : 極東20世紀の交差点
ISBN
9784911029046
著者名
黒川創著
出版社
図書出版みぎわ
出版年
2023
備考
メッセージ
一緒に作品について考えましょう
キーワード
日本文学、日本文化、異文化理解、多文化共生、伝統文化、ポップカルチャー、文化の継承、老い、記憶
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
文学概論、比較文学・比較文化
履修条件
ディスカッション等は日本語および英語で実施する。
日本語テクストを読み解く能力を持った、上級レベルの日本語能力が必要である。
連絡先
mami-f@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
上記のアドレスに連絡しアポイントをとってください
研究室:国際総合科学部棟 209室
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