タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 金5~6   2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011178 多文化共生[Multicultural Cohesion] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
永井 涼子[NAGAI Ryoko]
担当教員[ローマ字表記]
永井 涼子 [NAGAI Ryoko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本科目は日本語教育の側面からみた多文化共生について知識を得て、さまざまな領域における現状・課題を理解する。また、各回で実例に触れ、多文化共生について自らの考えを深め、机上の空論ではなく、現実問題として多文化共生について考えることを目指す。さまざまなグループワークを通して、多文化共生に関する問題意識を多角的に深めていく。基本的には講義形式の授業であるが、各回でグループワークの時間を設ける。
授業の到達目標
多文化共生について基本的な知識を身に付け、現実問題として多文化共生を見つめ、その実現に向けた方向性について考えることができるようになる。
授業計画
【全体】
この授業は講義形式で進めるが、授業内でグループディスカッションをはじめとするグループ活動の時間も設ける。多文化共生にかかわるさまざまなテーマを週替わりで扱う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
多文化共生とは
定義、社会的背景、世界との比較 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第2回 多文化共生と日本語教育 日本語教育を取り巻く環境、多文化共生から見た日本語教育の在り方 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第3回 多文化共生と外国にルーツをもつ子どもの教育 外国にルーツを持つ子どもの教育の概観および抱える課題 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第4回 多文化共生と在日韓国・朝鮮人 在日韓国・朝鮮人の歴史及び現状、多文化共生との関わり(川崎市を中心に) 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第5回 多文化共生と外国人技能実習生 技能実習制度の概観および課題、多文化共生の視点から見た外国人技能実習生 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第6回 多文化共生と医療・介護分野で働く外国人 看護・介護分野で働く外国人と多文化共生社会とのかかわり 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第7回 多文化共生と地域日本語教育 地域日本語教育とは何か、多文化共生社会における地域日本語教育の役割等 授業内の指示に従い、予復習および課題に取り組む。(目安:2時間)
第8回 多文化共生とやさしい日本語
ふり返り
やさしい日本語とは何か、多分関共生社会におけるやさしい日本語の役割等 授業内の指示に従い、復習および期末レポートに取り組む。(目安:10時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 25% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験および宿題、授業態度を総合的に評価する。出席は欠格条件とし、3回以上の欠席は欠格となる。
期末試験40%、宿題50%、授業態度10%
教科書にかかわる情報
備考
授業資料はMoodleで配布する。
参考書にかかわる情報
備考
各回の参考資料はMoodleにて提示する。
メッセージ
多文化共生を実現するためには、まず、知ることから始める必要があります。いろいろな分野の現状や課題を知り、自分たちにできることを少しずつ考えていきましょう。
キーワード
多文化共生、外国人、多様性、日本語教育
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
コミュニケーション概論、異文化コミュニケーション論
履修条件
日本語での専門講義についていけるだけの日本語能力を必要とする。
連絡先
nagair@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日13:00-14:00
※事前にアポイントメントを取ってください。
※別の日時でもオンラインでも対応可能です。

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