開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
木5~6
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011189
言語学習の理論と実践Ⅱ[Language Learning Theories and PraxisⅡ]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
山本 冴里[YAMAMOTO Saeri]
ー
担当教員[ローマ字表記]
山本 冴里 [YAMAMOTO Saeri]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
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メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では1)少人数のグループに分かれ、グループごとに、はじめて学ぶ言語(希望言語:基本的には交換留学先大学がある国・地域の言語だが、そうでなくともよい)の学習に取り組む。その際、前クオーターの「言語学習の理論と実践Ⅰ」(必修)の内容を参考として、合理的かつ自分にあったやり方をとる。その意味で2年次後期からの交換留学の準備として位置づけられる。また、2)自分自身が当然と思っている事柄から距離をとり、相対化することを学ぶ。
本科目は、学部DP2-2,2-3,2-4の能力養成に寄与する。
授業の到達目標
本講義は、受講者が
・多様な言語と文化に価値を認め尊重する態度を育む
・自律的な言語学習ができる(仲間と相談しながら、情報を収集し、計画を立て、学習することができる)。
・事前によく準備すれば、はっきりとした、体系的に展開したプレゼンテーションができる。その際、重要な要点や関連する詳細に対して焦点をあてることができる。
ことを目的としています。
授業計画
【全体】
全8週のうち第1週にはオリエンテーションを、第8週にはグループごとに成果のプレゼンテーションを行う。第2週から第7週にかけては、1)少人数のグループに分かれ、グループごとに、はじめて学ぶ言語(基本的には交換留学先大学がある国・地域の言語)の学習に取り組む。また2)山口で生活する他国・他地域出身者のゲストスピーカーの話を聴くことで、自分自身が当然と思っている事柄から距離をとり、相対化することを学ぶ。
なお、宿題は基本的に、山口大学メディア基盤センターのMoodleシステムにアップロードする形での提出とする。また、授業のレジュメや各回の参考文献についてもMoodle上で参照できるようにするので、必ず、各回授業前後に確認すること。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
このクラスの概要を説明する。配布するワークシートの手順にしたがい、新たな言語の学習にとりかかる。
情報収集(学習時間の目安:2 時間以上)
第2回
はじめて学ぶ言語の学習1
配布するワークシートの手順にしたがい、集めてきた情報、疑問点などについてまとめ、今後について相談する
授業時に指示した内容をもとに自律的な学習を進める(学習時間の目安:2 時間以上)
第3回
はじめて学ぶ言語の学習2
配布するワークシートの手順にしたがい、集めてきた情報、疑問点などについてまとめ、今後について相談する
授業時に指示した内容をもとに自律的な学習を進める(学習時間の目安:2 時間以上)
第4回
はじめて学ぶ言語の学習3(45分)+中間情報交換会(45分)
配布するワークシートの手順にしたがい、集めてきた情報、疑問点などについてまとめ、今後について相談する(45分)。他グループの用いている手法や学習状況について知る(45分)
授業時に指示した内容をもとに自律的な学習を進める(学習時間の目安:2 時間以上)
第5回
はじめて学ぶ言語の学習4
配布するワークシートの手順にしたがい、集めてきた情報、疑問点などについてまとめ、今後について相談する
自律的な学習を進める、インタビューの準備をする(学習時間の目安:2 時間以上)
第6回
ゲストセッション
複言語話者のゲストをむかえ、グループごとにインタビューする
最終レポート準備(学習時間の目安:2 時間以上)
第7回
はじめて学ぶ言語の学習5
配布するワークシートの手順にしたがい、集めてきた情報、疑問点などについてまとめ、今後について相談する
最終レポート準備(学習時間の目安:2 時間以上)
第8回
最終発表
グループごとに、学んだ内容について発表する
最終レポート準備(学習時間の目安:2 時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 70% B: --% C: --% D: 10%
成績評価法
最終発表をもとにしたレポート(80%)および毎週の小レポート(20%)から成績評価を行う。また、3回以上の欠席は欠格とし、単位を認めない。
教科書にかかわる情報
備考
特に設定しない。適宜資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
この授業では、グループごとに、中国語・韓国語・インドネシア語・フランス語・タイ語など希望言語の学習に取り組んでいきます。「言語学習の理論と実践Ⅰ」(必修)で学んだ内容をぜひ活用してください。なお、本シラバスの内容は、登録人数等によって多少変更になる可能性があります。
キーワード
自律学習、複言語主義、他者の言語と文化、省察
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
言語学習の理論と実践Ⅰ
履修条件
連絡先
saeri_y@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日昼休み
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