タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半 未定   4.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011207 グローバルイヤーまとめ[Global Year Review] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
星野 晋[HOSHINO Shin]
担当教員[ローマ字表記]
星野 晋 [HOSHINO Shin]
特定科目区分   対象学生 n 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業ではグローバルイヤーの総括を行う。留学した学生は留学先で行った研究活動に基づき、研究報告書を作成する。日本に残った学生も同様に日本で行った研究活動に基づき、研究報告書を作成する。なお、研究報告書は学部共通書式を雛形とする。

前半はグローバルイヤーで用いた研究の視点や方法について振り返り、PBLにおいても活用できるように備える。後半はグローバルイヤー期間に実施した調査や研究を振り返り、1年生を交えて発表を行う。発表に対するフィードバックを踏まえ、その成果をグローバルイヤー研究報告書としてまとめる。
授業の到達目標
グローバルイヤーの研究活動を振り返り、成果をまとめる。留学した学生は、留学先の国・地域の地理・歴史・文化・社会・資源などの調査結果や研究成果をまとめる。日本に残った学生も日本で行った活動に基づき同様の報告書を作成する。
調査情報の整理、文献・資料調査、研究報告書の作成を通じて、主として情報収集・処理能力、多文化理解能力、深層ニーズ把握能力、課題設定能力を養う。
授業計画
【全体】
この授業はグローバルイヤーにおける研究活動を振り返り、研究報告書を作成する。留学予定の学生は、まず留学先の国・地域の地理・歴史・文化・社会・資源などの調査結果をまとめ、プレゼンテーションを行う。後半では各自が調査結果を分析し、その調査方法・調査内容・タイムスケジュール・期待される成果を含んだ研究報告書を作成する。日本に残った学生も同様の研究報告書を作成する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション ガイダンス。留学先の調査や研究を振り返り、活動の成果を整理する。プレゼンテーションと研究報告書について説明する。その後、GYの研究や経験についてフリートーキング。 留学先の活動に関する情報の整理(目安時間:3時間)
第2回 PBL4年生とのミーティング 指導教員が担当するPBL4年生とPBLについて意見交換する 参観を振り返り、PBLの構想を具体化する(目安時間:3時間)
第3回 グローバルイヤーの活動報告 その1 研究成果に関するプレゼンテーションを作成し、指導教員にレビューを受ける プレゼンテーションの修正(目安時間:3時間)
第4回 グローバルイヤーの活動報告 その2 研究成果に関するプレゼンテーションを作成し、指導教員にレビューを受ける プレゼンテーションの修正(目安時間:3時間)
第5回 グローバルイヤーの研究報告作成 その1 研究の背景・目的・方法・結果・成果・限界・今後の展望を含む研究報告書を作成する。進捗状況を報告する。 研究報告書に必要な情報を収集(目安時間:5時間)
第6回 グローバルイヤーの研究報告作成 その2 研究の背景・目的・方法・結果・成果・限界・今後の展望を含む研究報告書を作成する。進捗状況を報告する。 研究報告書に必要な情報を収集(目安時間:5時間)
第7回 グローバルイヤーの研究報告作成 その3 研究の背景・目的・方法・結果・成果・限界・今後の展望を含む研究報告書を作成する。進捗状況を報告する。 研究報告書に必要な情報を収集(目安時間:5時間)
第8回 総括 本授業の全体を振り返った野に知、PBLおよび将来のビジョンについて語り合う 研究報告書を完成させ、提出(目安時間:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: 30%
成績評価法
グルーバルイヤー期間の活動紹介プレゼンテーション(30%)、グローバルイヤー活動報告書(50%)、授業内の質疑応答・態度(20%)
教科書にかかわる情報
備考
この授業では教科書は用いない。適宜、Moodle上で資料を提供する。
参考書にかかわる情報
備考
該当なし
メッセージ
1年間を振り返りかたちにしながら、これからはじまるPBLに備えることを楽しみましょう。
キーワード
地域、グローバルイヤー、研究報告、PBL
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • Life on land
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
グローバルイヤー準備、プロジェクト型課題解決研究
履修条件
連絡先
hoshino@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。メール等によるアポイントメントが必要。

ページの先頭へ