タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 未定   5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011242 プロジェクト型課題解決特論[Project-Based Learning Review] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堀家 敬嗣[HORIKE Yoshitsugu]
担当教員[ローマ字表記]
堀家 敬嗣 [HORIKE Yoshitsugu], 坂口 和敏 [SAKAGUCHI Kazutoshi]
特定科目区分   対象学生 (株) POPS川上 山口店 対象年次 4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業は国際総合科学部で学んだことの集大成として行う授業であり,実社会に存在する問題をテーマに取り上げ,自らがプロジェクトを企画,実践することを目指す。このプロジェクトは5名程度の学生でチームを組んで行う。プロジェクトには大きく分けて2種類あり、それぞれ,プログラム・コースとオリジナル・コースと呼ぶ。
プログラム・コースでは,あらかじめ協力してもらう企業や地方自治体,NPOなどが決まっており,それらの団体が抱える課題の中から学生と協議のうえ,プロジェクトのテーマを決定する。そして,それらの団体との連携のもとで,プロジェクトを企画,実践し,その課題の解決を目指す。
オリジナル・コースではチームで地域の抱える課題を設定し,自らが地域でパートナーを探して入っていく,もしくは協力相手となる団体を探し,それらと連携してプロジェクトを企画,実践し,課題の解決を目指す。オリジナル・コースでは地域理解・連携演習Ⅰや地域理解・連携演習Ⅱで明らかになった課題を取り扱うこともある。
チームの課題に応じてチームごとに担当教員を決める。プロジェクトの活動は学生自身が主体的に行うものであるが,担当教員は週に1回程度,活動状況や今後の活動の確認を行う。また,活動が問題を抱えているようであれば適宜アドバイスをするが,それは知識を与えるというものではなく,課題解決のために必要な情報の収集方法(文献や資料の探し方,現場での情報収集の方法,専門的な知識・ノウハウを持っている人を紹介する)を指導する。そして,複数の専門分野にわたる知識や情報の融合をゼミなどで促す。また,必要ならばファシリテーターとしての役割も果たす。
企業や自治体と連携して行うプロジェクトは,実質的な長期間のインターンシップとしての機能もある。
授業の到達目標
それまで本学部で学んだ知識・理解,コミュニケーション能力,課題解決能力などをすべて活用し,実社会でプロジェクトを企画,実践することを通して,自らの能力をさらに磨く。特に,課題解決のためにはどのようにチームを作ればよいのか,グローバル化の時代のチーム作りはどうあるべきか,暮らしの現場を知ることがいかに重要であるかを学ぶ。さらに.現状の自分には何ができて,何ができないかを認識することで,今後の自らのキャリアデザインに確固とした方向性を見出す。
授業計画
【全体】
プロジェクト型課題解決研究(PBL)の活動内容を振り返り、レポートととしてまとめる。

(PBL)
学生が主体となって,5名程度のチームを作り,プロジェクトと担当教員を決定する。担当教員は4年次の最終発表会まで活動状況や今後の活動の確認を行う(原則として週に2回程度だが状況に合わせて適宜行う)。プログラム・コースの場合,連携する団体と協議を重ね,プロジェクトの企画を進めていく。オリジナル・コースは連携する地域や団体を探し,協力関係を築き,プロジェクトの企画,実践を目指す。8月に中間発表会を行い,全体でプロジェクトの進捗状況を確認し,担当教員以外からのアドバイスをもらう。1月にプロジェクトの報告書を提出し,2月に最終発表会を行う。最終発表会では,この授業の成果を学生・教員全員で共有する。中間発表会,最終発表会には下級生も参加し,この授業に対する動機づけを行う。

(PBL活動計画)
4月~8月 プロジェクトの本格的実施(例:プロジェクトの本格的実施に向けた企業等との情報交換・打合せ,文献・統計資料などの情報の収集と分析,フィールドワークの実施とデータの整理・分析,プロジェクトの本格的実施)。原則として毎週,担当教員に進捗状況を報告し,必要な場合には情報の収集方法や分析・整理の方法,プロジェクトの実施に当たって生じる問題などについてのアドバイスをもらう。
8月 中間発表会 全体でプロジェクトの進捗状況を確認し,担当教員以外からのアドバイスをもらう。
9月~1月 プロジェクトの実施とその評価(例:プロジェクトの本格的実施,実施したプロジェクトのチームでの評価の分析,企業等とのプロジェクトの評価についての意見交換,チーム内及び企業等との報告書の内容についての話し合い,報告書の作成)。原則として毎週,担当教員にプロジェクトの実施状況やその評価について報告し,必要に応じてアドバイスをもらう。また,報告書の作成や最終発表会に向けてもアドバイスをもらう。
1月 報告書の提出
2月 最終発表会 プロジェクトの内容や実施した結果などを発表し,この授業の成果を学生・教員・企業等の関係者全体で共有する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 総括1 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第2回 総括2 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第3回 総括3 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第4回 総括4 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第5回 総括5 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第6回 総括6 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第7回 総括7 当該プロジェクトを総括する 資料作成等
3時間程度
第8回 総括8 当該プロジェクトを総括する 反省
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 25% C: --% D: 25%
成績評価法
当該プロジェクトに対する総括レポートをもって評価します。
上記について100%
ルーブリック等の評価基準
ファイル名 備考
ルーブリック等の評価基準 コモンルーブリック(課題解決科目).pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
課題解決,インターンシップ,企業・自治体・NPOとの連携
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
プロジェクト型課題解決研究
履修条件
連絡先
horike@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
まずはメールにて連絡ください。

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