開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
月3~4
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011248
経済学概論[Economics]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
阿部 新[ABE Arata]
ー
担当教員[ローマ字表記]
阿部 新 [ABE Arata]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
大学生または社会人においては、経済の動きを単に知るだけではなく、なぜそのような構造になっているのか、それは良いのか悪いのかといった思考や価値判断が求められる。本授業では、日本や世界で過去または現在起きている現実の経済の動きを示しつつ、なぜそうなっているのか、それらが学問的にどのように説明できるかを学んでいく。本授業は、国際総合科学部のカリキュラムにおいて基盤科目として位置付けられる。グローバル化した現代社会で生じる諸課題に関し、具体的問題点を明確化するためのベースとなる経済学の考え方を理解することを目的とする。
授業の到達目標
社会的余剰や市場の失敗の考え方といった経済学の基本的な考え方を理解したうえで、現実の経済の構造や動きについて具体的問題点を抽出することができることを目標とする。
授業計画
【全体】
講義形式で行う。国内外で起きている事例を提示し、なぜそれが起きているのか、どうすればよいのかを議論したうえで、経済学の基本的な考え方を提示する。毎回の授業の終わりに演習問題を課し、授業内で記入、提出してもらう。演習問題は、講義の内容の理解度を確認する問題のみならず、講義の内容を踏まえ、社会事象について意見を求める問題も含める。全体の到達目標の確認は期末試験にて行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
消費者はなぜコーヒーを2杯飲むのか
消費者余剰、生産者余剰
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備
(目安時間4時間)
第2回
需要と供給が等しいことがなぜ最適なのか
社会的余剰、市場の失敗
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備(目安時間4時間)
第3回
環境問題を経済学ではどう考えるか
外部性
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備(目安時間4時間)
第4回
医療や教育の費用は誰が払うのか
公共財、所得再分配
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備(目安時間4時間)
第5回
食品偽装をどのように防ぐか
情報の非対称性
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備(目安時間4時間)
第6回
バブル経済とは何か
金融の仕組み
授業の振り返り、次回の課題に対する意見準備(目安時間4時間)
第7回
貿易は良いことなのか
貿易論
授業の振り返り、試験の準備(目安時間4時間)
第8回
総括と試験
全体の理解度と社会洞察力を確認する
授業の振り返り(目安時間4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の演習問題40%、期末試験50%、授業への貢献・積極性10%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いない。毎回、レジュメを配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
スティグリッツ入門経済学
ISBN
9784492314197
著者名
ジョセフ・E・スティグリッツ, カール・E・ウォルシュ著 ; 藪下史郎 [ほか] 訳
出版社
東洋経済新報社
出版年
2012
参考書
書名
ひたすら読むエコノミクス
ISBN
9784641163973
著者名
伊藤秀史著
出版社
有斐閣
出版年
2012
備考
メッセージ
キーワード
経済学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
a_abe[at]yamaguchi-u.ac.jp
教育学部C棟1階107号室
オフィスアワー
月曜日:11:30~13:30
その他、在室の場合はいつでも対応可能です。気軽に研究室を訪ねてください。アポイントを取っていただければ確実です。
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