タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 月5~6,木7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011256 文化社会論演習Ⅱ(現代日本思想論)[Culture and Society Seminar II] 英語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
小川 仁志[OGAWA Hitoshi]
担当教員[ローマ字表記]
小川 仁志 [OGAWA Hitoshi]
特定科目区分 STEAM関連科目 対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では、現代日本思想について概観すると同時に、それが現代のどのような社会現象と関連しているかについて考察を行う。最終的には、グローバル人材として日本の思想について自分自身の言葉で語れることを目指す。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
日本の思想について、現代的事象と結びつけながら、考察を深めていく。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 現代日本思想とは何か? 現代日本思想の概略について解説する。 授業内容の復習
第2回 神道とジブリアニメ ジブリアニメを題材に、現代日本社会に対する神道の影響を考察する。 授業内容の復習
第3回 日本仏教とMOTTAINAI MOTTAINAなど、日本人の精神の中に見られる日本仏教の影響を考察する。 授業内容の復習
第4回 禅と和食 和食を題材に、現代日本社会における禅の影響を考察する。 授業内容の復習
第5回 儒教とTOKYO 儒教の江戸とそれがなくなってしまった現代のTOKYOとを比較する。 授業内容の復習
第6回 武士道と3・11 武士道を振り返りながら、3・11以降の日本社会について考察する。 授業内容の復習
第7回 国学と歴史認識 国学の視点から、現代の歴史認識問題を考察する。 授業内容の復習
第8回 啓蒙思想と日本のテクノロジー 明治期の啓蒙思想にさかのぼることで、日本のテクノロジーの起源を探る。 授業内容の復習
第9回 日本哲学とおもてなし おもてなしなどの概念を題材に、京都学派を中心とした狭義の日本哲学の現代的意義を探る。 授業内容の復習
第10回 和辻倫理学と日本の共同体 和辻倫理学をベースに、日本の共同体の本質を探究する。 授業内容の復習
第11回 革命と天皇制 革命思想とと天皇制の関係について考察する。 授業内容の復習
第12回 戦後民主主義とAKB48 日本の民主主義思想について、AKB48の総選挙を題材に考察する。 授業内容の復習
第13回 ニューアカと村上春樹 ニューアカ現象と村上春樹人気の関係性について考察する。 授業内容の復習
第14回 ゼロアカとインターネット社会 ゼロ年代の思想とインターネット社会の関係性について考察する。 授業内容の復習
第15回 ポスト3・11思想と映画 最近の映画を題材にポスト3・11思想について考察する。 授業内容の復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: --% D: 40%
成績評価法
積極的参加 20% 最終レポート 80%
教科書にかかわる情報
備考
なし
参考書にかかわる情報
備考
H. Gene Blocker and Christopher L. Starling, Japanese Philosophy, State University of New York Press
小川仁志『日本哲学のチカラ 古事記から村上春樹まで』(朝日新聞出版)
メッセージ
キーワード
日本思想、クール・ジャパン、グローバリズム
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
日本文化概論、日本学
履修条件
連絡先
ogawa@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
いつでも相談に乗ります。ただ、事前にメールでアポイントを取ってください。

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