開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
金7~8
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011277
山口と世界[Yamaguchi and the World]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
坂口 和敏[SAKAGUCHI Kazutoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
坂口 和敏 [SAKAGUCHI Kazutoshi]
特定科目区分
対象学生
a
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義の目的は、山口大学の理念である「発見し、はぐくみ、かたちにする」というデザイン思考プロセスの実践を通して、課題解決のために必要なスキルを習得することである。
山口県で事業を行う企業の課題に少人数グループで主体的に取り組み、提案内容を発表する。
プロジェクトをデザインし、実験を通して経験学習することを学習する。
授業の到達目標
山口について、小グループで調査した情報にもとづいて、山口を知らない人の興味をひき理解を深めるような報告を行えるようになる。このことを通して、企画力、調査力、コミュニケーション力、共同作業力、編集力、プレゼンテーション力を高めることを目標とする。
授業計画
【全体】
山口県で事業を行う企業の課題に少人数グループで主体的に取り組み、提案内容を発表する。
具体的な課題はオリエンテーションで紹介する。
対面を基本とするが、授業の内容によってはオンラインで実施する場合がある。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業方針および課題の説明。チームメンバー紹介及びチームビルディング
授業時間外に課題を提供する企業について調査を実施する(学習時間の目安:2時間)
第2回
企業へのヒアリング
選択した企業の課題について個別にヒアリングを行う
授業時間外にグループで集まって調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第3回
企業へのヒアリング
選択した企業の課題について個別にヒアリングを行う
授業時間外にグループで集まって調査を実施する(学習時間の目安:3時間)
第4回
アイデア発想
デザイン手法について説明を行なった後、グループワークを実施する
授業時間外にグループで集まって提案内容の検討を行う(学習時間の目安:5時間)
第5回
中間発表
調査結果の発表及び質疑応答
授業時間外にグループで集まって振り返りを実施する(学習時間の目安:3時間)
第6回
UXデザイン
デザイン手法について説明を行なった後、グループワークを実施する
授業時間外にグループで集まって提案内容の検討を行う(学習時間の目安:3時間)
第7回
プレゼンテーション準備
プレゼンテーションについて説明を行なった後、グループワークを実施する
授業時間外にグループで集まって提案内容の検討を行う(学習時間の目安:6時間)
第8回
成果発表
最終提案の発表及び質疑応答
授業時間外に個人で振り返りを実施、個人レポートを作成する(学習時間の目安:6時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
本講義は、中間発表と最終発表のプレゼンテーションおよび個人レポートによって評価を行なう。グループでの評価を前提としているため、原則同一グループに所属する学生は、同一の評価となる。ただし、著しく貢献の低いメンバが存在する場合、当該学生の評価を下げる場合がある。
成績評価は授業態度10%、中間発表30%、最終発表30%、レポート課題30%とし、
事前連絡なく2回以上欠席した場合は欠格とする。
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
コモンルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
適宜レジュメ等を配付します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
発想法 : 創造性開発のために
ISBN
4121801369
著者名
川喜田二郎著
出版社
中央公論新社
出版年
2017
参考書
書名
システム×デザイン思考で世界を変える : 慶応SDM「イノベーションのつくり方」
ISBN
4822249948
著者名
前野隆司編著
出版社
日経BP社
出版年
2014
参考書
書名
UXデザインの教科書
ISBN
9784621300374
著者名
安藤昌也著
出版社
丸善出版
出版年
2016
参考書
書名
失敗から学ぶ技術 : 新規事業開発を成功に導くプロトタイピングの教科書
ISBN
9784798178455
著者名
三冨敬太著
出版社
翔泳社
出版年
2022
参考書
書名
サービスデザインの発想法 : アイデアをうみだす17のメソッド
ISBN
4274227812
著者名
山岡俊樹編著 ; 前川正実 [ほか] 共著
出版社
オーム社
出版年
2022
備考
メッセージ
みなさんは県外の方に山口の魅了についてどのように伝えますか?
山口は西の京都と称される歴史と文化がある街です。
本演習を通して山口の魅力をぜひ堪能して下さい!
キーワード
デザイン思考、フィールドワーク、インタビュー、ブレインストーミング、UXデザイン、ストーリーボード、プロトタイピング、リフレクション、ストーリーテリング
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
本科目は山口大学共通教育におけるSTEAM教育に位置付けられているため、授業内で「グループワーク」を行います。何らかの事情でグループワークへの参加が難しい学生は開講前10月中にご相談ください。
連絡先
k-saka[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
質問や相談がある場合はメールで予約してください。
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