タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 木3~4   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011286 プロジェクト型課題解決入門[Introduction to Project-Based Learning] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
北西 功一[KITANISHI Koichi]
担当教員[ローマ字表記]
北西 功一 [KITANISHI Koichi], LOEHR MARC [MARC LOEHR]
特定科目区分   対象学生 レノファ山口 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
「プロジェクト型課題解決」は国際総合科学部で学んだことの集大成であり,実社会に存在する問題をテーマに取り上げ,自らがプロジェクトを企画,実践することを目指す。このプロジェクトは5名程度の学生でチームを組んで行う。この授業はその導入部分に相当する。
プロジェクトには大きく分けて2種類あり、それぞれ,プログラム・コースとオリジナル・コースと呼ぶ。プログラム・コースでは,あらかじめ協力してもらう企業や地方自治体,NPOなどが決まっており,それらの団体が抱える課題の中から学生と協議のうえ,プロジェクトのテーマを決定する。そして,それらの団体との連携のもとで,プロジェクトを企画,実践し,その課題の解決を目指す。
オリジナル・コースではチームで地域の抱える課題を設定し,自らが地域でパートナーを探して入っていく,もしくは協力相手となる団体を探し,それらと連携してプロジェクトを企画,実践し,課題の解決を目指す。
チームの課題に応じてチームごとに担当教員を決める。プロジェクトの活動は学生自身が主体的に行うものであるが,担当教員は週に1回程度,活動状況や今後の活動の確認を行う。また,活動が問題を抱えているようであれば適宜アドバイスをするが,それは知識を与えるというものではなく,課題解決のために必要な情報の収集方法(文献や資料の探し方,現場での情報収集の方法,専門的な知識・ノウハウを持っている人を紹介する)を指導する。そして,複数の専門分野にわたる知識や情報の融合をゼミなどで促す。
また,必要ならばファシリテーターとしての役割も果たす。
企業や自治体と連携して行うプロジェクトは,実質的な長期間のインターンシップとしての機能もある。
授業の到達目標
それまで本学部で学んだ知識・理解,コミュニケーション能力,課題解決能力などをすべて活用し,実社会でプロジェクトを企画,実践することを通して,自らの能力をさらに磨く。特に,課題解決のためにはどのようにチームを作ればよいのか,グローバル化の時代のチーム作りはどうあるべきか,暮らしの現場を知ることがいかに重要であるかを学ぶ。さらに.現状の自分には何ができて,何ができないかを認識することで,今後の自らのキャリアデザインに確固とした方向性を見出す。
授業計画
【全体】
【全体】
演習授業として実施する。
学生が主体となって、5名程度のチームを作り、プロジェクトと担当教員を決定する。担当教員は4年次の最終発表会まで活動状況や今後の活動の確認を行う(原則として週に2回程度だが状況に合わせて適宜行う)。プログラム・コースの場合、連携する団体などと協議を重ね、プロジェクトの企画を進めていく。オリジナル・コースは連携する地域や団体を探すなどし、プロジェクトの企画、実践を目指す。8月に中間発表会を行い、全体でプロジェクトの進捗状況を確認し、担当教員以外からのアドバイスをもらう。1月にプロジェクトの報告書を提出し、2月に最終発表会を行う。最終発表会では、この授業の成果を学生・教員全員で共有する。中間発表会、最終発表会には下級生も参加し、この授業に対する動機づけを行う。

+ プロジェクトの実施に向けての準備(40時間)
 - 内容:プロジェクトの内容の決定に向けた企業等との情報交換・打ち合せ、文献・統計資料などの情報の収集と分析、フィールドワークの実施とデータの整理・分析
 - 授業時間外学習:情報の収集と分析、打ち合わせ(80時間)
+ 中間発表会とその準備(10時間)
 - 内容:全体でプロジェクトの進捗状況を確認し、担当教員以外からのアドバイスをもらう
 - 授業時間外学習:発表の準備(20時間)
+ プロジェクトの準備と実施、その評価(40時間)
 - 内容:プロジェクトの本格的実施に向けた準備、実際にプロジェクトを実施、実施したプロジェクトのチームでの評価の分析や改善点の洗い出しをする
 - 授業時間外学習:プロジェクトの準備と実施(80時間)
+ プロジェクトの最終的評価と報告書の作成(25時間)
 - 内容:実際に行ったプロジェクトを評価し、プロジェクト全体の報告書を作成する
 - 授業時間外学習:報告書作成(50時間)
+ 最終発表会の準備と発表(5時間)
 - 内容:最終報告書の内容に基づいて最終発表会を準備し発表する
 - 授業時間外学習:発表の準備(10時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 60% B: --% C: 20% D: 20%
成績評価法
課題の発見、調査、アイディア出し、プロジェクトの実現に向けての準備、プロジェクトの実施、中間発表、最終報告書の作成、最終発表に対する努力と貢献度に基づいて評価する。
教科書にかかわる情報
備考
この授業では教科書は用いません。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
やむを得ない事情で欠席や遅刻をする場合は教員と他のメンバーに理由を含めて事前に連絡をすること。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
プロジェクト型課題解決研究、プロジェクト型課題解決研究特論
履修条件
連絡先
kitanisi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
他の授業と会議以外の時間は対応します。事前にメール等で連絡をもらえるとありがたいです。

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