開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
未定
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011322
プロジェクト型課題解決研究[Project-Based Learning]
日本語
8
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
星野 晋[HOSHINO Shin]
ー
担当教員[ローマ字表記]
星野 晋 [HOSHINO Shin], 上田 真寿美 [UEDA Masumi], 冨本 浩一郎 [FUMOTO Koichiro]
特定科目区分
対象学生
山口県立総合医療センター へき地医療支援センター
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業は国際総合科学部で学んだことの集大成として行う授業であり,実社会に存在する問題をテーマに取り上げ,5名程度の学生でチームを組んで、自らがプロジェクトを企画,実践することを目指す。
本PBLチームは、山口県立総合医療センターへき地医療支援部と連携し、岩国市玖北地区の地域包括ケアシステムを土台とする地域医療・地域包括ケア人材育成の体制や仕組みづくりを目ざす。
具体的には、医療系学生に対する地域医療へのニーズ調査、現地住民やステークホルダー等へのヒアリングを行い、その結果にもとづいて、8月に実施される地域医療セミナーに参加する医療系学生と地域住民の交流プログラムの企画・実施を支援する。このプログラムの評価にもとづいて、秋にはPBLチーム主導のイベントを企画・実施し、その分析・評価にもとづいて親プロジェクトへの提案をまとめる。それらを総合して最終成果報告書をまとめるとともに最終報告会に臨む。その後別途、連携先とステイクホルダーに向けた成果報告及び提案の機会を設ける。
授業の到達目標
それまで本学部で学んだ知識・理解,コミュニケーション能力,課題解決能力などをすべて活用し,実社会でプロジェクトを企画,実践することを通して,自らの能力をさらに磨く。特に,課題解決のためにはどのようにチームを作ればよいのか,グローバル化の時代のチーム作りはどうあるべきか,暮らしの現場を知ることがいかに重要であるかを学ぶ。さらに.現状の自分には何ができて,何ができないかを認識することで,今後の自らのキャリアデザインに確固とした方向性を見出す。
授業計画
【全体】
・Q1:チームであるいは各自で先行研究や先行事例にあたり、また予備的なフィールドワークを行い、地域包括ケア人材育成をめぐる課題の背景や関連する要因についての理解を深め、チームでシェアする。
・Q2:Q1で得られた情報や理解を踏まえて、活動方針を立てる。医療系学生を対象とする調査の実施。その結果にもとづき地域医療セミナーのメニューやプログラム内容の方向性を検討、現地諸団体がセミナーのプログラムを企画することを支援等。
・Q3:地域医療セミナーの結果について、参加学生やスタッフを対象とする調査を実施し評価する。その評価にもとづいて、独自のイベント等を企画立案・実施し、その評価をする。
・Q4:全体を総括した上で報告書を作成し、パートナーや親プロジェクトへの提案・提言をまとめる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入、予備的研究
本年度の計画の確認、先行研究や先行事例の整理およびチームでの情報のシェア
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)。
第2回
予備調査、本調査の準備
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第3回
本調査と結果の分析
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第4回
地域医療セミナーの準備
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第5回
地域医療セミナーの分析・評価
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第6回
独自企画の立案と実施
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第7回
独自企画の結果の分析・評価
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
第8回
報告書・親プロジェクトへの提言をまとめる
内容等に関する協議
授業内でできなかった作業を行う(目安時間:8時間/週)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 30% D: 20%
成績評価法
調査、活動、企画運営その評価、グループワークの様子、連携先やステイクホルダーとのやりとり等のプロセス評価(観察にもとづく)、中間報告、最終報告、最終報告書等を総合的に評価する。また連携先等からの評価も参照する。
プロセス評価(40%)、中間報告(10%)、最終報告(20%)、プロセス評価(30%)
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
RubricsPdf.aspx.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いない。
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて参考資料・文献等を紹介する。
メッセージ
いろいろあるかもしれないが、とにかく楽しむ。
キーワード
課題解決,価値提案、岩国市玖北地区、地域,高齢化,人口減,保健・医療・福祉、人材育成,地域包括ケア,多職種連携、持続可能生、実現可能性
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
hoshino@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(要アポイントメント)。
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