タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半 木5~6    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011335 ICT演習Ⅰ[Information and Communication Technology I] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
赤井 光治[AKAI Koji]
担当教員[ローマ字表記]
赤井 光治 [AKAI Koji]
特定科目区分   対象学生 a 対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
現代のような情報化社会においては,多量の情報が分散しつつストックされており,それらの情報を収集し,活用する能力が求められている。そのためには,Webシステム上の検索システムやデータベース等情報検索システムの仕組みやデータ構造を理解することが不可欠である。一方,情報の活用のためには単に情報の収集だけでは不十分であり,それらの情報の解析や可視化等の加工,更に,収集情報に基づく新たな知見の構築が求められる。講義では、このような情報スキルを身につけるため情報の加工や処理をするためのプログラミングを体験する。
授業の到達目標
人と人をつなぐインターネットや情報サービス、それを支える情報システム。これらの情報環境を支えるICT技術を安全に使いこなす知識と技術を身につける。
授業計画
【全体】
講義では情報サービスを使いこなし、柔軟に情報を活用できるため、プログラミングの考え方や基本的な構造を実習を行いつつ体験します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 講義について 講義全体についての説明とプログラミングおよびその環境設定を行う
講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第2回 プログラムの基本構造:変数と配列 プログラムの作成から実行までの手順を学び、文字変数や数値変数など基本的な変数の扱いを体験する。 講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第3回 プログラムの基本構造:情報の入出力 日常的に使われるインターネットサービスである電子メールやプログラムの実行時にキーボードから情報を与える方法を学び、汎用性の高い情報処理プログラミングを体験する。
講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第4回 プログラムの流れ制御:分岐構造 プログラムの流れを制御する方法として、条件により分岐させる方法を学び、分岐構造を持つプログラムの特徴を体験する 講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第5回 プログラムの流れ制御:反復構造 情報処理においては、大量のデータについて同じように反復して処理するために反復構造を持たせる方法を学び、簡単な文字処理のプログラムでその特徴を体験する。 講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第6回 情報処理の基本:文字情報の操作 デジタル情報の基本は「1」、「0」の数値と文字情報の関連づけを通じ、文字を処理するプログラム手法を学び、その処理の特徴を体験する。
講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第7回 情報処理の基本:ファイル情報の操作 本格的なデータサイエンスに向けプログラムとデータを独立に扱うため、情報をファイルとして保存し情報を入出力するプログラム手法を学び、その特徴を体験する。 講義の準備と課題および復習(4時間程度)
第8回 総合演習:英文の文字頻度分析 具体的なデータサイエンスの体験として、プログラミングにより英文の文字頻度を分析することで英文構造として共通の特徴を考察してみる。
講義の準備と課題および復習(4時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
成績は講義での課題やレポートにより総合的に判断します。原則として全回出席すること。ただし、やむを得ず欠席する場合は担当教員に事前連絡すること。やむを得ない場合でも、2回以上欠席した場合は単位を認定することはできない。

宿題・授業外レポート 20%, 授業態度・授業への参加度 20%, 演習 70%.
教科書にかかわる情報
備考
教科書等の指定はありません。なお、講義に必要な情報はe-ラーニングシステム:Moodleで提供する。
https://mdcs5.cc.yamaguchi-u.ac.jp/moodle/
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ISBN
著者名 出版社 出版年 2011
備考
メッセージ
・インターネットやネットワークサービスは全てプログラムにより動作している。これらのサービスをより良く活用しデザインするために、プログラムの考え方を知ると共に、それを作る人と適切にコミュニケーションが取れる下地を身につけよう。
キーワード
情報技術、情報処理、プログラミング
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
STEAM総論、データーサイエンスと社会演習I, II、ICT演習II
履修条件
連絡先
akai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時

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