開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
木5~6
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011336
ICT演習Ⅰ[Information and Communication Technology I]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
杉井 学[SUGII Manabu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
杉井 学 [SUGII Manabu]
特定科目区分
対象学生
b
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代のような情報化社会においては,多量の情報が分散しつつストックされており,それらの情報を収集し,活用する能力が求められている。そのためには,Webシステム上の検索システムやデータベース等情報検索システムの仕組みやデータ構造を理解することが不可欠である。一方,情報の活用のためには単に情報の収集だけでは不十分であり,それらの情報の解析や可視化等の加工,更に,収集情報に基づく新たな知見の構築が求められる。講義では、このような情報スキルを身につけるためのインターネットや情報システムの仕組みを解説し、情報の加工や処理をするためのプログラミングを体験する。
授業の到達目標
人と人をつなぐインターネットや情報サービス、それを支える情報システム。これらの情報環境を支えるICT技術を安全に使いこなす知識と技術を身につける。
授業計画
【全体】
講義の前半では情報サービスを使いこなせるために、インターネットや情報システムのしくみを説明し、それらの活用方法を検討させる。後半は、柔軟に情報を活用できるためのプログラミングの考え方や基本的な構造を実習を行いつつ体験する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
情報とコミュニケーション
インターネットや情報システムで取り扱われるデジタル情報の特徴について説明。また、それらの情報を操作しているコンピュータのしくみとそれがどのように情報を処理しているかのを考える。
講義資料の事前学習および必要ソフトウェアのインストール作業(時間:60分)
第2回
インターネットのしくみ
インターネットはどのようにつながり、情報はどこを通って来るのか?インターネット上を情報が伝達されるしくみについて説明する。また、ネットワークに接続できない場合の対処について検討する。
講義資料の事前学習およびプログラミング(時間:60分)
第3回
インターネットサービスのしくみと活用
日常的に使われるインターネットサービスである電子メールやWebについてそのしくみを説明する。また、電子メールのヘッダー情報の見方やWebの活用方法について検討する。
講義資料の事前学習およびプログラミング(時間:60分)
第4回
暗号のしくみと活用
ネットワーク上の暗号通信の仕組みやその用途について説明し、暗号通信の適切な活用方法について考える。
講義資料の事前学習およびプログラミング(時間:60分)
第5回
プログラム開発環境の構築と簡単なプログラムの実行
まずは、プログラムを実行してみる。また、情報を格納する「変数」の種類やその操作について説明し、変数に格納されている内容を出力する方法を学習する。
講義資料の事前学習およびプログラミング(時間:60分)
第6回
プログラムの構造(1):制御
プログラムの制御には、反復、判定、分岐がある。これらの制御を行う方法を説明し、具体的にそれぞれの制御プログラムを作成、実行する。
講義資料の事前学習およびプログラミング
(時間:60分)
第7回
プログラムの構造(2): 関数
プログラムを分かりやすくするため、機能ごとにまとまった構造(関数)を作る。その方法を説明し、それを実行する。
講義資料の事前学習およびプログラミング
(時間:60分)
第8回
総合演習:暗号解読
換字暗号による暗号文を作成するプログラムを作成し、具体的に1000字程度の英文を暗号化する。また、その暗号文を解読してみる。
講義資料の事前学習およびプログラミング
(時間:60分)
最終レポート作成
(時間:180分)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 70% D: --%
成績評価法
授業内のレポート 100%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しないが、講義資料等は、電子データファイルとしてダウンロードできるようMoodleコースに公開する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ザ・C
ISBN
9784781911786
著者名
戸川隼人
出版社
サイエンス社
出版年
2011
備考
メッセージ
インターネットやネットワークサービスを適切に活用するために、自分の身は自分で守る。安心して良いかどうか判断できるために、それらの仕組みを知ろう。例えば無線LAN、自分の情報はどこを通って行くのか。
キーワード
インターネット、情報技術、インターネットサービス
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
データ科学と社会I、ICT演習II
履修条件
連絡先
manabu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日の午後
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