開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011351
日本職場文化理解演習(NTT西日本)[Understanding Japanese Workplace Culture Seminar]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
杉井 学[SUGII Manabu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
杉井 学 [SUGII Manabu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本の働く場所(職場)には、日本の文化や歴史、習慣、思想などに基づく、独特な仕事のやり方がある。この職場文化を理解しなければ、日本で働くことは難しい。これは、海外で育った人であっても日本で育った人であっても同じである。一方で、日本の社会では「グローバル化」が必要となり、いろいろな視点から職場の改革や顧客サービスの改善を行っている。
本演習科目は、短期集中型の演習講義として開講する。海外からの留学生と日本人学生がペアとなって、日本の企業や自治体などの職場を観察し、体験し、日本の職場のやり方を学ぶ。そして、多様な視点でそれらの改善点などを考察してディスカッションする。
授業の到達目標
メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の違いを学び、日本の職場の現状を理解する。また、日本社会が急速なグローバル化を迫られている中で、今後どのように職場を再構築していかなければならないかを考察できるようになる。そして、演習内容をグローバル人材として自らのキャリア形成に取り入れながら、将来のキャリアフローを描けるようになる。
授業計画
【全体】
パートナー組織の提供するプログラムに参加し、職場の特徴や文化、やり方などについて理解を深める。また、得られた知識や発見をパートナー学生との間で共有し、グローバル人材に期待される役割や位置づけについて自分の考えをレポートにまとめ、提出する。さらに、職場の観察などから発見した課題や改善点をプレゼンし、パートナー組織と共にディスカッションする。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
・スケジュール確認
・講義内容の説明
・パートナー組織の文献調査
講義内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第2回
イントロダクション
・日本の職場について
・パートナー学生とのペアリング
・パートナー組織の文献調査
講義内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第3回
職場研修1
職場観察・体験
(パートナー組織が提供するサービスを見学し、体験する。)
研修内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第4回
職場研修2
(職場観察・体験)
職場観察・体験
(職場を視察し、どのような仕事が進んでいるかを見学する。)
研修内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第5回
職場研修3
(職場観察・体験)
職場観察・体験
(職場を視察し、どのような仕事が進んでいるかを見学する。)
研修内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第6回
職場研修4
(職場観察・体験)
職場観察・体験
(パートナー組織が提供するサービスにおいて、グローバル化の取り組みを見学する。)
研修内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第7回
職場研修5
プレゼンテーションとディスカッション
(職場観察・体験で得られた知見を基に、改善点などをプレゼンし、パートナー組織と共に意見交換する。)
研修内容の再確認(事後学習)と調査(適宜)(時間:60分)
第8回
まとめ
研修で得られた気付きを振り返り、自身のキャリア形成をペア学生と共に考える。
講義内容の再確認(事後学習)(時間:60分)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 30% C: 20% D: 30%
成績評価法
実習後のプレゼン 90%、プレゼン資料 10%
教科書にかかわる情報
備考
必要な教材は授業内で配布する。
参考書にかかわる情報
備考
必要な教材は授業内で配布する。
メッセージ
留学生にとっては、実際の日本の企業や自治体の職場を体験する貴重な機会です。日本の学生にとっては、留学生と共に世界の職場と日本の職場の違いを共有できる貴重な機会です。パートナー組織の職場体験をきっかけに、自らのキャリアフローを考えていただきたい。
キーワード
キャリア支援教育、職場体験、インターンシップ
持続可能な開発目標(SDGs)
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
キャリアデザイン入門、実践キャリア・デザイン
履修条件
連絡先
杉井 学 (manabu@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
木曜日・午後
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