開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
火9~10,金7~8
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011354
文化社会論演習Ⅲ(人間環境学調査演習)[Culture and Society Seminar III]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
杉野 弘明[SUGINO Hiroaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
杉野 弘明 [SUGINO Hiroaki]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、人間と環境のゲシュタルト的な関係性についての理解を深め、その調査方法について学び、演習形式で経験を積む。具体的には、人間-環境系が織りなすいくつかの事例を取り上げ、当該現象に対して学術的な知見を得るためにどのようなアプローチを行うことができるのか、参加者で議論を行い、深めていく。本講義を通して、講義参加者は人間-環境系を捉え、適切なアプローチの下、調査および取得データの分析を行うことが可能になることを目標とする。
授業の到達目標
地域社会や国際社会、様々な規模・地域において多様な課題が生じている。これらの社会的な課題に対し積極的に関与するには、科学・技術や文化・社会など幅広い知識とそれらを総合的に活用し、多様な文化的・思想的な背景を持つ人々と協調し、適切な課題の設定と解決へとつながる実践力が求められる。本科目では、そのための思想・文化、政治・経済に関わる基本的な知識や様式の習得と共に、人と社会が関わる諸問題に対する自発的な疑問と思考を育み、課題解決に向けて積極的に関与するための実践的な基盤を育むことを目的とする。
授業計画
【全体】
本講義では、各事例に対して、その背景と関連知識を得るための講義形式の授業を行った後に、実際にどのように学術的なアプローチを考えることができるのか議論を行い、それらを受けた演習を行う、というサイクルを回すことで進めていく。具体的な講義スケジュールは下記の通りである。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入
本講義の概要、進め方、スケジュールを説明する
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第2回
講義1
人間環境学への招待
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第3回
議論1
人間環境学について議論を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第4回
演習1
上記を受けた演習を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第5回
講義2
人間環境学の講義を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第6回
議論2
人間環境学について議論を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第7回
演習2
上記を受けた演習を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第8回
講義3
人間環境学の講義を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第9回
議論3
人間環境学について議論を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第10回
演習3
上記を受けた演習を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第11回
講義4
人間環境学の講義を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第12回
議論4
人間環境学について議論を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第13回
演習4
上記を受けた演習を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第14回
最終発表準備
最終発表のための準備を行う
講義内容の予習と復習(目安:2時間以上)
第15回
最終発表2
最終発表と議論を行う
講義内容の復習(目安:1時間以上)
第16回
総括
講義全体の総括を行い、必要に応じて最終課題を課す。
講義内容の復習(目安:1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 40% D: 20%
成績評価法
本講義では、クラス内活動と、実践演習の取り組み、およびプレゼンテーションに基づいて評価を行う。
クラス内活動30%、実践演習の取り組み50%、プレゼンテーション20%
教科書にかかわる情報
備考
講義資料は適宜Moodleを通じて共有する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
人間環境学 : よりよい環境デザインへ
ISBN
9784254260113
著者名
日本建築学会編
出版社
朝倉書店
出版年
1998
備考
参考資料は必要に応じて講義中に共有または配布する。
メッセージ
キーワード
人間-環境系、生態学的アプローチ、環境心理学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
文化社会論演習I:環境と心理、文化社会論演習II:Environmental Psychology
履修条件
連絡先
教員居室:教育学部C棟2階209号室
内線:5525
E-mail:hsugino [at] yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特に設けていません。必要があれば小さな質問でも構いませんので、いつでも連絡してください。メールでのお問い合わせも可能です。事前にアポを取ってもらえると助かりますが、ふらっと教員室に来て頂いても構いません。教員室に在室中は、ウェブ会議を行っている等を除き、できるだけ対応いたします。
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