開講年度
開講学部等
2025
国際総合科学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
火3~4
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1091011356
科学技術と社会[Science and Technology in Society]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
秋谷 直矩[AKIYA Naonori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
秋谷 直矩 [AKIYA Naonori]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
科学技術の成果が社会に与える影響は極めて大きい。したがって、社会のよりよいデザインを考えるということは、科学技術と社会のよりよい関係の構築に指向した実践に取り組むことでもある。以上を踏まえ、本講義では「社会のなかの科学技術」という観点から、「科学技術と社会」の関係のコミュニケーションデザインの具体的対象(ディプロマポリシー1「幅広い学識の獲得とアカデミックスキルの駆使」)と方法(ディプロマポリシー4「複雑化・多様化する現代社会の唯一解が存在しない諸課題に対して最善解を見出す」こと」)について幅広く紹介する。本講義は一部の展開科目の導入にもなるように設計している。もし関心を持てるトピックに出会えたら、ぜひ関連する展開科目を履修して学習の積み上げをしてほしい。
授業の到達目標
科学技術社会論の対象を知る。科学技術と社会の関係について考察する際、コミュニケーションデザインの観点から思考し実践する基本的な知識を得る。
授業計画
【全体】
本講義は、科学技術社会論入門として設計している。その際、科学技術社会論に包含されるトピックのうち、国際総合科学部の他の講義やPBLと繋げやすいトピックを取り上げる。取り上げる具体的なトピックについては、下記の「週単位」のスケジュールを参照してほしい。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
テクノロジーに支援された社会生活のデザイン(1):社会文化的人工物というアイディアイントロダクション
イントロダクションとして、講義内容、講義スケジュール、評価方法について説明する。
「社会文化的人工物というアイディア」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第2回
テクノロジーに支援された社会生活のデザイン(2):活動に埋め込まれたテクノロジー
「活動に埋め込まれたテクノロジー」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習3時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第3回
テクノロジーに支援された社会生活のデザイン(3):スポーツメディアとテクノロジー
「スポーツメディアとテクノロジー」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習3時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第4回
テクノロジーに支援された社会生活のデザイン(4):テクノロジーと道徳
「テクノロジーと道徳」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習2時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第5回
科学技術コミュニケーション(1):科学技術を伝えることの重要性
「科学技術を伝えることの重要性」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習2時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第6回
科学技術コミュニケーション(2):科学技術と現代アートとの融合
「科学技術と現代アートとの融合」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習2時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第7回
科学技術コミュニケーション(3)科学技術政策と市民参加
「科学技術政策と市民参加」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って、準備学習2時間(目安)と復習1時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
第8回
科学技術コミュニケーション(4)市民科学・オープンサイエンス
「市民科学・オープンサイエンス」について、その概要と動向を紹介する。
授業計画に沿って復習1時間(目安)と最終課題6時間(目安)を行う。詳細は別途指示する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
毎回のミニレポート(40%)と最終レポート(60%)で評価する。なお、3回以上の欠席は欠格とする。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。その代わりに、予習課題として毎回指定する論文を読んでくること。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
科学技術社会論とは何か
ISBN
9784130643115
著者名
藤垣裕子責任編集 ; 小林傳司 [ほか] 協力編集
出版社
東京大学出版会
出版年
2020
参考書
書名
科学技術社会論の挑戦
ISBN
9784130643115
著者名
藤垣, 裕子, 1962-,藤垣裕子 責任編集
出版社
東京大学出版会
出版年
2020
参考書
書名
科学技術社会論の挑戦
ISBN
9784130643115
著者名
藤垣, 裕子, 1962-,藤垣裕子 責任編集
出版社
東京大学出版会
出版年
2020
参考書
書名
デザインド・リアリティ : 集合的達成の心理学
ISBN
9784779303913
著者名
有元典文, 岡部大介著
出版社
北樹出版
出版年
2013
参考書
書名
エスノメソドロジー・会話分析ハンドブック
ISBN
9784788517943
著者名
山崎敬一 [ほか] 編
出版社
新曜社
出版年
2023
備考
参考図書については、講義内でも随時紹介する。
メッセージ
キーワード
科学技術社会論、科学社会学、科学技術コミュニケーション
持続可能な開発目標(SDGs)
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
社会学概論、科学技術史、科学技術哲学、科学技術論演習科目すべて
履修条件
連絡先
akiya[at]@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時。事前にアポを取ってもらえると助かります。
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