タイトル

開講年度 開講学部等
2025 国際総合科学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 水1~2   3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1091011357 異文化コミュニケーション論[Intercultural Communication] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
永井 涼子[NAGAI Ryoko]
担当教員[ローマ字表記]
永井 涼子 [NAGAI Ryoko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義ではコミュニケーションの中でも異文化コミュニケーションに焦点をあてる。
具体的な内容:異文化コミュニケーションの基礎知識、日本人と外国人のコミュニケーション、外国語で行うコミュニケーション、日本語と外国語のコミュニケーションの違い、共文化内の異文化コミュニケーション等
本講義では必修科目「コミュニケーション概論」の内容を理解していることを前提としている。
授業の到達目標
異文化コミュニケーションの基礎を理解し、自分とは背景の異なる人々を尊重し、自分自身の考えやコミュニケーションを振り返ることができるようになる。
授業計画
【全体】
授業は基本的に講義形式で私が異文化コミュニケーションについて知識を伝える場とします。できるだけ具体例を示したり、皆さん自身に考えてもらう時間も取りますが、発表をしてもらったりすることはありません。
一方で、皆さん自身に「異文化コミュニケーションを自分自身の問題として考え、実感としてとらえてもらいたい」という思いから、教科書を使った宿題を皆さんに課します。
知識と実感、両方で異文化コミュニケーションをわかってもらうことが狙いです。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
異文化コミュニケーションとは何か
オリエンテーション
異文化コミュニケーションの基礎
宿題(教科書1,2課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第2回 ディスカッション
日本人のコミュニケーションスタイル
宿題のふり返り
日本人のコミュニケーションスタイル
宿題(教科書3,4課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第3回 ディスカッション
場面別でみる異文化コミュニケーション
宿題のふり返り
販売のための異文化コミュニケーション
宿題(教科書5,6課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第4回 ディスカッション
場面別でみる異文化コミュニケーション
宿題のふり返り
ビジネスにおける異文化コミュニケーション
宿題(教科書7,8課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第5回 ディスカッション
場面別でみる異文化コミュニケーション
宿題のふり返り
ビジネスにおける異文化コミュニケーション
宿題(教科書9,10課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第6回 ディスカッション
場面別でみる異文化コミュニケーション
宿題のふり返り
ビジネスにおける異文化コミュニケーション
宿題(教科書11,12課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第7回 ディスカッション
日本語コミュニケーションと外語コミュニケーション
宿題のふり返り
コミュニケーションにおける対照研究(日本語と英語)
宿題(教科書13,14課に取り組みOpinionをまとめてくる)
予習(講義中に提示する参考図書の該当ページを読む)
復習(講義資料を使って)
(所要時間:4時間)
第8回 ディスカッション
日本語コミュニケーションと外語コミュニケーション
ふり返り
宿題のふり返り
コミュニケーションにおける対照研究(日本語と英語)
授業全体のふり返り
復習(講義資料を使って)
期末レポート作成(所要時間:8時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: --%
成績評価法
期末レポート40%、宿題50%、授業態度10%で総合的に評価する。
宿題は遅れた場合、提出点が半減する。ただし提出自体は期末レポートの締め切り日時まで受け付ける。
授業態度は、遅刻、途中の離席、話し合いの際の態度を評価するもの。この項目は減点方式。
出席は欠格条件であり、3回以上の欠席の場合は単位が出せない。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 自発学習型異文化コミュニケーション入門ワークブック ISBN 9784881987018
著者名 中村良廣著 ; 石丸暁子編 出版社 松柏社 出版年 2014
備考
教科書は宿題に使います。宿題は次週の授業でフィードバックを行います。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 異文化コミュニケーション論 : グローバル・マインドとローカル・アフェクト ISBN 9784775401842
著者名 八島智子, 久保田真弓著 出版社 松柏社 出版年 2012
参考書 書名 よくわかる異文化コミュニケーション ISBN 9784623056095
著者名 池田理知子編著 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2010
参考書 書名 異文化コミュニケーションの基礎知識 : 「私」を探す、世界と「関わる」 ISBN 9784866920849
著者名 伊藤明美著 出版社 大学教育出版 出版年 2020
参考書 書名 異文化コミュニケーションのA to Z : 理論と実践の両面からわかる ISBN 9784327421984
著者名 小坂貴志著 出版社 研究社 出版年 2017
参考書 書名 グローバル社会における異文化コミュニケーション : 身近な「異」から考える ISBN 9784384059373
著者名 池田理知子, 塙幸枝編著 ; 青沼智 [ほか] 著 出版社 三修社 出版年 2019
備考
その他にも、井出祥子・平賀正子(2005)『講座社会言語科学〈第1巻〉異文化とコミュニケーション』ひつじ書房も、参考図書として挙げます。
講義に関連のある参考書は回によって異なりますので、予習に使用するページについては授業中に指示します。
メッセージ
場面や言語によるコミュニケーションの違いについて具体的に学びます。1~4年生で履修することができます。
キーワード
異文化コミュニケーション、コミュニケーション、異文化理解、多文化共生
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
コミュニケーション概論、多文化共生
履修条件
「コミュニケーション概論」の内容を理解していることを前提としている。しかし、コミュニケーション概論を受講していなくても履修することはできる。
連絡先
nagair@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日13:00-14:00
※必ず事前にアポを取ること。
※別の時間帯、オンライン面談も対応可能。

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