タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人文科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木7~8   7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2011913001 現代社会変動論(家族福祉)[Contemporary Social Changes (Family Welfare)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
吉武 理大[YOSHITAKE Rio]
担当教員[ローマ字表記]
吉武 理大 [YOSHITAKE Rio]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
家族に関連する社会学的知識を身につけ、主体的に考えることを目的とする。家族の変化や現代社会におけるさまざまな課題について、実証的な研究の方法を学ぶとともに、多角的な視点から考える。
授業の到達目標
知識・理解の観点 家族社会学の知見と研究方法について理解を深める。
思考・判断の観点 家族に関わる現象や社会における問題の背景とその構造について、考察することができる。
関心・意欲の観点 現代社会における家族に関わる現象や諸問題について、自ら資料を収集し、解明すべき問題を提示することができる。
態度の観点 現代社会における家族に関わる現象や諸問題について、先行研究や既存資料・データを積極的に探し出せるようにする。
技能・表現の観点 家族社会学における研究成果を理解した上で、課題テーマに応じたレポートをとりまとめることができる。
授業計画
【全体】
先行研究の知見やデータから、家族をめぐる変化や家族の多様性、家族に関する社会の問題や格差など、現代の家族におけるさまざまなテーマについて学び、考察できるようになることを目指す。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス・授業の進め方 授業の目的と授業の進め方について説明する。家族に関連するテーマや関心について整理する。 家族に関連するテーマや現代社会の課題について、各自の関心をもとに調べ、考える。(目安時間:4時間)
第2回 家族に関連する概念 家族社会学の先行研究から、家族に関連する概念について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第3回 家族や世帯における変化 先行研究やデータから、家族における変化について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第4回 未婚化、晩婚化 先行研究やデータから、未婚化、晩婚化について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第5回 少子化、合計特殊出生率の指標 先行研究やデータから、少子化の傾向について学ぶとともに、合計特殊出生率の算出方法からその特徴を捉える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第6回 結婚や夫婦生活をめぐる意識 先行研究やデータから、結婚や夫婦生活をめぐる意識について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第7回 虐待の問題と家族 虐待の事例や先行研究、データから、虐待の問題と家族について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第8回 虐待とその対応、社会的養護 先行研究やデータから、虐待の問題とその対応、社会的養護について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第9回 家族における暴力、DV 先行研究やデータから、家族における暴力、DVについて考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第10回 ヤングケアラー 先行研究やデータから、ヤングケアラーについて考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第11回 ヤングケアラーと家族 ヤングケアラーの事例や、先行研究やデータから、ヤングケアラーと家族について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第12回 マイノリティと家族 事例や先行研究、データから、マイノリティと家族について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第13回 離婚、ひとり親世帯 先行研究やデータから、離婚や家族をめぐる変化、ひとり親世帯について考える。 前回の授業概要を踏まえたうえで、講義の内容と自分の考えを整理し、補足的に調べる。(目安時間:4時間)
第14回 ひとり親世帯における格差や困難 先行研究やデータから、ひとり親世帯における格差や困難について考える。 授業全体を通して興味をもったテーマについてさらに調べ、報告資料を作成する。(目安時間:4時間)
第15回 全体のまとめ 授業全体を振り返って、発表と総括討論を行う。 報告時にコメントを受けた内容について、追加で調べ、論点を整理する(目安時間:4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
授業や議論への積極的な参加状況20%、授業内レポート20%、報告(授業でのプレゼンテーション)30%、課題レポート30%により、授業内容の理解度・報告と、議論への参加状況を総合的に評価する。
教科書にかかわる情報
備考
適宜、必要に応じて、資料やデータを提示・配布する。その他の参考文献については、講義の中で紹介する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 入門・家族社会学―現代的課題との関わりで ISBN 9784762032554
著者名 山下亜紀子・吉武理大 出版社 学文社 出版年 2024
参考書 書名 入門・社会学―現代的課題との関わりで ISBN 9784762032530
著者名 山本努・吉武由彩 出版社 学文社 出版年 2024
参考書 書名 入門・福祉社会学―現代的課題との関わりで ISBN 9784762032561
著者名 吉武由彩 出版社 学文社 出版年 2024
備考
メッセージ
授業の内容は、履修者の人数と進捗状況、履修者の関心に応じて変更になる可能性がありますが、その場合はその都度お知らせします。
キーワード
家族、福祉、家族の変化、格差・貧困
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
現代社会分析演習(家族社会学研究)
履修条件
連絡先
e-meil:
研究室 人文棟4階420室
オフィスアワー
質問・問い合わせには、授業前後に対応します。それ以外の時間帯については、適宜対応するので、メール等であらかじめ連絡してください。

ページの先頭へ