タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人文科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中 集中    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2011913009 社会調査法演習(質的調査法)[Seminar in Social Research Methods (Qualitative Research)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
桑畑 洋一郎[KUWAHATA Yoichiroh]
担当教員[ローマ字表記]
桑畑 洋一郎 [KUWAHATA Yoichiroh]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
大学院生を対象に、質的調査の方法について、その特徴とデータの収集・分析を中心に、社会学の先行研究に目を配りながら理解を深める。質的調査の方法とデータ収集のやり方、質的調査法を用いる意義と役割、テーマの設定のしかた、データの分析方法について理解し、あわせて質的調査の実施に向けて調査のプロセスを習得することを目的とする。
授業の到達目標
社会調査における質的調査の特徴やデータ収集・その分析の方法について、理解する。質的調査の方法的特徴、調査テーマの設定とデータ分析の方法について理解を深める社会的事象に応じた質的調査の方法の実践について理解する
授業計画
【全体】
社会調査の方法の1つである質的調査の特徴と目的について理解を深めるとともに、質的調査を用いた優れた先行研究を通して先行研究実施方法と分析について講義を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 社会調査の意義と目的 社会調査の意義と目的、方法について参考書を下に説明する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 質的調査の考え方 参考書を活用しながら調査方法論における質的調査法の特徴や位置づけ・意義について学ぶ。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回 質的調査の調査技法(1) フィールドワークと参与観察 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 質的調査の調査技法(2) インタビュー調査の方法 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 質的調査の先行研究(1) エスノグラフィーと異文化の理解 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回 質的調査の先行研究(2) テーマの多様性と他者への想像力 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 質的調査の分析技法(1) ライフヒストリー分析 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回 質的調査の分析技法(2) 事例分析・内容分析の実際 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回 質的調査の論文を読む 受講学生の関心に応じて、質的調査を用いた論文を読み、報告を行う。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回 質的データの解析と方法(1)

アンケート法とインタビューとの相補性 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回 質的データの解析と方法(2) 既存のドキュメント、テキスト分析の方法 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回 質的調査の実際(1) 調査の設計とデータの収集 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回 質的調査の実際(2) データの分析とまとめかた 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回 質的調査の応用 写真や映像など、新たなメディアを用いた分析法について紹介する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回 質的調査と調査倫理

社会調査における調査倫理について解説する。 授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
自分の担当回での報告(85%)と授業内でのディスカッションへの参加度(15%)を総合して評価します。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に使用しないが、必要に応じて資料や文献を提示する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 最新・社会調査へのアプローチ-論理と方法- ISBN 9784623095247
著者名 大谷信介・木下栄二・後藤範章・小松洋編 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2023
参考書 書名 よくわかる質的社会調査 技法編 ISBN 9784623052738
著者名 谷富夫・芦田徹郎 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2009
参考書 書名 よくわかる質的社会調査 プロセス編 ISBN 9784623058440
著者名 谷富夫・山本努編著 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2010
備考
その他、必要に応じて適宜指示する。
メッセージ
キーワード
社会調査、質的調査、聞き取り調査、事例調査、参与観察、インタビュー、ライフヒストリー
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
履修条件
連絡先
kuwahata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日午前中。それ以外の時間帯でもアポを取っていただければ対応可能なこともあります。

ページの先頭へ