開講年度
開講学部等
2025
大学院人文科学研究科（修士課程）
開講学期
曜日時限
授業形態
AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
前期
火7～8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2011914011
中国文学論[Chinese Literature]
日本語
2
担当教員（責任）[ローマ字表記]
メディア授業
根ヶ山 徹[NEGAYAMA Tohru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
根ヶ山 徹 [NEGAYAMA Tohru]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは，メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が，総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は，卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中国近世の演劇における評点，曲譜等について考える。この授業では，葉長海『中国戯劇学史稿』を読みながら，中華文化圏において親しまれてきた演劇における評点，曲譜等の問題について考える。あわせて，中国語読解能力の向上をはかる。
授業の到達目標
中国の古典文学における演劇の諸相，ならびに文学史における展開について理解する。中国近世の演劇に関する基礎知識を修得する。
演劇の歴史的展開、特質について説明することができる。中国語を正確に読解することができる。
授業計画
【全体】
中国近世の演劇における評点，曲譜等の問題について，葉長海の著作を輪読しながら考えてゆく。適宜，代表的な作家，作品をとりあげ，歴史的展開，特質について補説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業の到達目標及びテーマ、概要の解説
テキスト解説予習（4時間）
第2回
《牡丹亭》批評1
概説，王思任的《批点玉茗堂牡丹亭叙》（PP.292-293）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第3回
《牡丹亭》批評2
王思任的《批点玉茗堂牡丹亭叙》（PP.294-295）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第4回
《牡丹亭》批評3
王思任的《批点玉茗堂牡丹亭叙》（PP.296-297）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第5回
《牡丹亭》批評4
陳継儒，沈際飛及茅氏兄弟的題序（PP.298-299）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第6回
《牡丹亭》批評5
陳継儒・沈際飛及茅氏兄弟的題序，”呉呉山三婦"和其他評論（PP.300-301）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第7回
《牡丹亭》批評6
”呉呉山三婦"和其他評（PP.302-303）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第8回
《牡丹亭》批評7
〔附〕葉堂的《納書楹四夢全譜》（pp.304-305）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第9回
選本的評点本的戯曲批評1
《盛明雑劇》序言与批語（PP.306-307）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第10回
選本的評点本的戯曲批評2
《盛明雑劇》序言与批語，《李卓吾批評琵琶記》（PP.308-309）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第11回
選本的評点本的戯曲批評3
《李卓吾批評琵琶記》，”玉茗堂批評”《焚香記》《紅梅記》（PP.310-311）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第12回
選本的評点本的戯曲批評4
”玉茗堂批評”《焚香記》《紅梅記》（PP.312-313）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間））
第13回
選本的評点本的戯曲批評5
”玉茗堂批評”《焚香記》《紅梅記》，戯曲序跋評点拾零（PP.314-315）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第14回
選本的評点本的戯曲批評6
戯曲序跋評点拾零（PP.316-317）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
第15回
選本的評点本的戯曲批評7
戯曲序跋評点拾零（P.318）
担当者は発表の準備（4時間）、他の受講者は指定箇所を精読しておくこと（4時間）
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のプレゼンテーション 100％
教科書にかかわる情報
教科書
書名
中国戯劇学史稿
ISBN
710401831X
著者名
叶長海著
出版社
中国文芸出版社
出版年
2005
備考
プリント配布。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
中国語既修者であることが望ましい。
キーワード
戯曲，評点
持続可能な開発目標（SDGs）
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
中国文学論演習
履修条件
中国古典文学に関する知識を必要とする。
連絡先
研究室：人文502
E-mail：nega●yamaguchi-u.ac.jp
（送信の際は●を＠に変えてください）
オフィスアワー
月曜日 8:50～10:20
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