タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人文科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火5~6    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2012911002 西洋哲学思想論演習(哲学の理論)[Seminar in Western Philosophy and Thought (Theory of Philosophy)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
脇條 靖弘[WAKIJOH Yasuhiro]
担当教員[ローマ字表記]
脇條 靖弘 [WAKIJOH Yasuhiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 四つのテーマのそれぞれについての主要な著書、論文などを読み、そのポイントをまとめる。さらに、それぞれの理論化の立場の利点と問題点を整理し、望ましい理論の形をとらえる。それらをレジュメにまとめ、担当者が発表し、それについてディスカッションを行う。
授業の到達目標
 哲学の理論のうち、認識論についての理解と知識を得る。四つのテーマに分かれる。一つ目は、知識を定義する試み、二つ目は、知識の正当化の問題、三つ目は知覚の位置づけ、四つ目は懐疑論の問題である。それぞれについてその理論化の可能性と問題点を理解できるようになる。人文科学研究科ディプロマ・ポリシーの2.の中にある「人間文化の固有性と普遍性の探求を深め、学問的課題を発見できる」能力を身につける。西洋哲学の認識論について理解する。
授業計画
【全体】
認識論について順に検討していく。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション: 認識論の理論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第2回 知識の定義: 標準分析(正当化された真なる信念) 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第3回 知識の定義: ゲティエ問題 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第4回 知識の定義: 因果理論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第5回 知識の定義: 条件法理論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第6回 知識の正当化: 内在主義 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第7回 知識の正当化: 外在主義 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第8回 知識の正当化: 信頼性理論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第9回 知覚の問題: 直接実在論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第10回 知覚の問題: 間接実在論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第11回 知覚の問題: 現象論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第12回 知覚の問題: 観念論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第13回 懐疑論: ムーアの議論 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第14回 懐疑論: われわれは水槽の中の脳でないことを知っているか 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第15回 懐疑論: 文脈主義文脈主義 授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
期末レポートで評価します。100%
教科書にかかわる情報
備考
プリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
yasu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜18:00-19:00(事前に連絡してください)

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