西洋哲学・倫理学における文献(古典テクストあるいは研究論文)を読み、精密な本文読解力、および倫理思想史的な問いを発見・探究する力を養う。受講者が、自らの修士論文にかかわる(もしくは、修士論文に直接かかわらないまでも、関心をもつことができる)文献をいかに読み、理解したかを発表し、それを受けて全員による議論を行う。修士論文の構想の報告や、草稿発表の機会も適宜設ける。
本年度はJared Highlen, "Arendt's phenomenology of political forgiveness," The Philosophical Forum, 54, 3, pp.105-119を予定しているも、受講者の関心に応じてテクストを変更する可能性がある。
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