タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人文科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月5~6   9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2012914006 日本文学論演習(近代文学講読)[Seminar in Japanese Literature (Modern Readings)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
野坂 昭雄[NOSAKA Akio]
担当教員[ローマ字表記]
野坂 昭雄 [NOSAKA Akio]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では、近代文学の重要な論点に関連するテキストを講読し、各自の研究を深化させること、幅広い観点から文学作品を理解できるようになることを目的とする。
授業では、近代文学研究の論点の一つであるフェミニズム/ジェンダー批評の流れを理解するために、江原由美子・金井淑子編『フェミニズム』(新曜社、1997年)を講読する。その後、テキストの内容と関心のある領域との関連性についてディスカッションをおこないながら、どうしたら具体的に研究を進めていけるか、研究のプロセスを受講生全員で考えていく。
授業の到達目標
・フェミニズムの歴史について理解している。
・授業に積極的に取り組むことができる。
・フェミニズムの観点から文学作品を読み解くことができる。
・授業で考えたことを他者に適切に説明できる。
授業計画
【全体】
担当者は、テキストの担当箇所について内容をまとめ、授業で報告する。その後に、受講生全員でディスカッションをおこなう。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 概説 授業の流れの説明 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第2回 江原由美子「視座としてのフェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第3回 伊田久美子「ラディカル・フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第4回 細谷実「リベラル・フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第5回 富岡明美「レズビアン・フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第6回 鄭暎恵「フェミニズムのなかのレイシズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第7回 小林富久子「フェミニズム文学批評」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第8回 加野彩子「精神分析とフェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第9回 金井淑子「ポストモダン・フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第10回 加野彩子「日本フェミニズム論争史 1」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第11回 西川祐子「日本フェミニズム論争史 2」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第12回 髙橋さきの「身体/生体とフェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第13回 古田睦美「マルクス主義フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第14回 岩本美砂子「ポスト・マルクス主義フェミニズム」 担当箇所の報告と、それを受けての討議 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
第15回 まとめ 授業全体の振り返り 授業計画に沿って予習・復習(4時間)を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 40%
成績評価法
授業での報告、授業中の取り組み・参加度により評価します。
授業での報告 60%、取り組み・参加度 40%
教科書にかかわる情報
備考
テキストは江原由美子・金井淑子編『フェミニズム』(新曜社、1997年)ですが、現在品切れなので、コピーを配付します。
参考書にかかわる情報
備考
参考書等については授業内で示します。
メッセージ
キーワード
フェミニズム、日本近代文学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • ジェンダー平等を実現しよう
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
anosaka●yamaguchi-u.ac.jp
(送信の際は●を@に変えて下さい)
オフィスアワー
日時は特に指定しません。質問等にはいつでも対応します。
授業の後、あるいはメールにてアポイントメントを取ってください。

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