タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人文科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火9~10   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2012914007 日本文学論演習(近現代文学講読)[Seminar in Japanese Literature (Contemporary Readings)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中元 さおり[NAKAMOTO Saori]
担当教員[ローマ字表記]
中元 さおり [NAKAMOTO Saori]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本授業では、受講生の関心のある領域に関連する作品や文献資料を講読し、各自の研究を深化させることを目指します。授業では、まず受講生が関心のある領域について報告をし、作品や関連資料から講読する文献を選定します。その後の講読では、作品や文献資料の内容と関心のある領域との関連性についての考察を発表し、受講生全員で議論をおこないます。さらに、研究の目的に沿った方法の選択について、具体的に受講生全員で検討していきます。
授業の到達目標
作品のテーマや問題性について理解し、自分なりの観点から考察することを目指します。各作品の特徴や表現とテーマについて理解している。授業に積極的に参加し、発言することができる。他者の意見を尊重し、自身の問題意識や考察を深めることができる。授業に積極的に参加し、発言することができる。考察した内容を適切に報告・説明できる。
授業計画
【全体】
宗教と日本近現代文学について概論を把握し、各作品を読んでいきます。受講生は担当箇所について語釈や考察を報告し、質疑応答を通して理解を深めます。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス  授業の進め方について 授業の進め方についての説明 シラバスを熟読しておくこと
事前学習2時間及び事後学習2時間以上
第2回 宗教と文学について(1) 近代、近現代における日本文学と宗教の影響関係を学ぶ 参考文献を通読する(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第3回 宗教と文学について(2) 近代、近現代における日本文学と宗教の影響関係を学ぶ 参考文献を通読する(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第4回 宗教と文学について(3) 近代、近現代における日本文学と宗教の影響関係を学ぶ 参考文献を通読する(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第5回 島崎藤村の作品について 「新生」「桜の実の熟する時」におけるキリスト教の影響ついて考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第6回 芥川龍之介の作品について 「奉教人の死」「南京の基督」におけるキリスト教の影響について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第7回 有島武郎の作品について 「クララの出家」におけるキリスト教の影響について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第8回 宮沢賢治の作品について 作家や作品と法華経との影響関係について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第9回 大岡昇平の作品について 「野火」におけるキリスト教の影響について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第10回 福永武彦の作品について 「草の花」におけるキリスト教の影響について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第11回 椎名麟三の作品について 「美しい女」におけるキリスト教の影響関係について考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第12回 遠藤周作の作品について(1) 遠藤周作の作品についてキリスト教の関係を考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第13回 遠藤周作の作品について(2) 遠藤周作の作品についてキリスト教の関係を考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第14回 遠藤周作の作品について(3) 遠藤周作の作品についてキリスト教の関係を考察する 先行研究を読み、考察をまとめる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
第15回 まとめ 全体のまとめ これまでの授業内容をふりかえる(事前学習2時間及び事後学習2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
授業内での発表 80%、授業への参加度 20%
教科書にかかわる情報
備考
適宜授業で紹介します。
参考書にかかわる情報
備考
適宜授業で紹介します。
メッセージ
キーワード
日本近現代文学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:人文504  
E-mail:s-nakamo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
特に日時は指定せず対応します。質問などがある場合は、授業の前後やメールで事前にアポイントメントを取ってください。

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