開講年度
開講学部等
2025
大学院教育学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水7~10
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2021400006
臨床心理実習[Practice of Clinical Psychology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
恒吉 徹三[TSUNEYOSHI Tetsuzoh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
恒吉 徹三 [TSUNEYOSHI Tetsuzoh], 春日 由美 [KASUGA Yumi], 佐竹 圭介, 田中 亜矢巳
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
心理臨床の実際場面で実習を行う。本実習においては、2種類の実習を行う。(1)院生は山口大学大学院教育学研究科附属臨床心理センターで実際にケースを担当し、ケースカンファレンスにおいて臨床心理面接の進め方について臨床指導を行う。(2)「教育施設」や「福祉施設」において実習を行う。
授業の到達目標
・ケースを担当する心得について知識を獲得した上で理解し、学外での臨床心理実習に臨む心得や精神医学の知識についても理解する
・ケースを担当する上で適切な見立てと支援について思考判断し、臨床心理実習においてもケースについて臨床心理学的に考え判断できる
・ケースを担当する上で適切な見立てと対応について関心と意欲があり、臨床心理実習においてもケースについて臨床心理学的に考える関心と意欲がある
・ケースを担当する上で適切な見立てと対応について積極的な態度で臨み、臨床心理実習においてもケースについて臨床心理学的に考える積極的な態度で臨む
・ケースを担当する上で適切な見立てと対応について適切な技法について提案でき、臨床心理実習においてもケースについて臨床心理学的な技法について提案し資料にすることができる
授業計画
【全体】
(1)「附属臨床心理センター」における臨床心理実習では、同センターに来談されているケースを担当し、臨床指導教員(相談指導員)のスーパーヴィジョン、全臨床教員が出席するケースカンファレンスでの指導を受けながら臨床心理面接を経験するなかで、心理臨床のあり方を学修する。
(2)「福祉領域」における臨床心理実習では、さまざまなクライエントとの接触を通して、心理臨床場面の実際について、各施設の担当臨床心理士の指導も受けながら理解を深める。
授業形態:複数(恒吉,春日,佐竹,田中の4名の教員のうちから複数の教員で担当します)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
附属臨床心理センターのケースにおける指導教員のスーパービジョンⅠ
附属臨床心理センターのケース担当における留意事項について:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第2回
附属臨床心理センターのケースにおける指導教員のスーパービジョンⅡ
ケース担当の心構えについて:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第3回
附属臨床心理センターのケースにおける指導教員のスーパービジョンⅢ
スーパーヴィジョンでの事例の提示方法について:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第4回
教育施設における実習Ⅰ
教育施設の見学に際しての事前指導:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第5回
教育施設における実習Ⅱ
教育施設での業務の実際について学ぶ:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第6回
教育施設における実習Ⅲ
教育施設における児童生徒の観察:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第7回
教育施設における実習Ⅳ
教育施設における教員と児童生徒の関わりの観察:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第8回
附属臨床心理センターのケースにおける臨床指導教員のスーパービジョンⅣ
附属臨床心理センターの面接記録の作成の実際:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第9回
教育施設における実習Ⅴ
母子通所場面での母子の観察:春,佐竹,田中,恒吉。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第10回
教育施設における実習Ⅵ
母子通所場面での関わりながらの観察:春日,佐竹,田中,恒吉。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第11回
教育施設における実習Ⅶ
子どもとの相互交流をしながら理解する:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第12回
福祉施設における実習Ⅰ
福祉施設の概要を知る:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第13回
福祉施設における実習Ⅱ
福祉施設の入所者の観察による理解:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第14回
福祉施設における実習Ⅲ
福祉施設の入所者と交流しながらの理解:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
第15回
総括
教育施設及び福祉施設、並びに内部実習全体の報告と総括:恒吉,春日,佐竹,田中。
授業計画に沿って予習・復習を各2時間以上行なう。具体的には実習中に各担当教員からの指示に従うこと。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 80% D: 10%
成績評価法
・実習への参加態度:50%、発表態度:30%、レポート:20%によって採点する。
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:特には指定しません。
参考書にかかわる情報
備考
参考書備考:担当者により、資料が配布される場合がある。
メッセージ
「実習」としての意義を理解し、積極的に参加して下さい。学外の施設での実習も行うため,社会人としての態度やマナーにも気を配ってください。
キーワード
実習、心理臨床、面接、相談。
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
学校臨床心理学専修学生に限る。
連絡先
恒吉:whiteowl[at]yamaguchi-u.ac.jp
春日:kasuga[at]yamaguchi-u.ac.jp
佐竹:stk[at]yamaguchi-u.ac.jp
田中:tanaka3[at]yamaguchi-u.ac.jp
*[at]を@に置き換えてください。
オフィスアワー
恒吉:木曜5コマ
春日:随時受け付けます。ただし事前にメールで確認をとること。
佐竹:水曜2コマ。事前にメール等にて連絡をすること。
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