タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院教育学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火9~10 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
202220004 教育心理学特論演習[Seminar on Educational Psychology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田邊 敏明[TANABE Toshiaki]
担当教員[ローマ字表記]
田邊 敏明 [TANABE Toshiaki], 恒吉 徹三 [TSUNEYOSHI Tetsuzoh]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
学校における様々な教育心理学的問題について、問題を解決していくために役立つような手だてを、児童生徒やその保護者及び学校や教師のもつ資源を考慮しながら、演習を通して探っていく。特に、教育相談で話題となる、不登校、発達障害傾向のある子どもへの支援、いじめの問題等の現在学校現場で支援が求められていることへの解決に向けて、その支援の糸口を探るような授業にしたい。今年度は特に不登校の問題を中心に探っていきたい。
授業の到達目標
現在の学校現場が抱えている様々な問題について、児童生徒やその保護者の社会的な変化さらに対応する学校や教員の資源から考えることができ、それらの解決における具体的な手立てを提案することができる。
授業計画
【全体】
学校における様々な教育心理学的問題について、問題を解決していくのに役立つような手だてを、児童生徒やその保護者及び学校や教師のもつ資源を考慮しながら、演習を通して探っていく。特に、教育相談で話題となる、不登校、発達障害傾向のある子どもへの支援、いじめの問題等の現在学校現場で支援が必要とされることの解決に向けて、児童生徒や保護者の社会的変化に適切に応じる学校や教師の資源を考えながら、支援策を考える授業にしたい。 今年度は特に不登校の問題を中心に探っていきたい。

授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 現代の学校で問題となっていること 現代の学校での問題で解決困難な点 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
発表内容について学生での検討の指示
第2回 臨床心理士から見た学校臨床1
スクールカウセラーが現在学校臨床で悩んでいること 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
発表内容と順序について学生での検討の指示
第3回 臨床心理士から見た学校臨床2
これまでの学校臨床・これからの学校臨床 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
発表内容と順序について学生での検討の指示
第4回 現代の保護者対応1 愛着について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第5回 現代の保護者対応について2 愛着障害について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第6回 自立できない子どもについて 答えをすぐに求める子ども、自分の考えを出せない子どもについて 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第7回 自己愛社会における問題1 自己愛社会に置かれる子どもと保護者 プ今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第8回 自己愛社会における問題2
教育虐待について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第9回 現代の学校教育の問題1 部活動と教師のあり方 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第10回 現代の学校教育の問題2 ゼロトレランスについて 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第11回 現代の子どもに見られる問題1 ゲーム依存について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第12回 現代の子どもに見られる問題2 自我の脆弱性について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第13回 現代の子どもにふさわしい対応について1 現在の不登校の傾向について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
第14回 現代の子どもにふさわしい対応について2 ヤングケアラーという問題について 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
最終レポートの内容の指示
第15回 まとめ まとめ 今回のプリントの復習と次回の予習を指示(学習時間の目安:4時間以上)
最終レポートの内容の指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 30% C: 20% D: 30%
成績評価法
授業内の質問への応答 30%
レポート 70%
教科書にかかわる情報
備考
教科書の定めはありません。プリントを適宜配布いたします。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 明日から教壇に立つ人のための教育心理・教育相談 ISBN 9784762828614
著者名 田邊敏明・大石英史・沖林洋平・小野史典・押江隆 出版社 北大路書房 出版年 2014
備考
メッセージ
単に学校現場の問題点をあげるだけに終わらず、それらの一つひとつに対して自分の視点をもって解決していく姿勢を求めます。
キーワード
学校臨床、支援資源
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
履修条件
連絡先
E-mail ttanabe@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日12:00~12:40

事前にメールにてご連絡ください。

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