開講年度
開講学部等
2025
大学院経済学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木1~2
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2032000068
現代マーケティング研究[Comtemporary Marketing Research]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
王 慧娟[Ou Keiken]
ー
担当教員[ローマ字表記]
王 慧娟 [Ou Keiken]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義では、サービス化、グローバル化、ICTの進展、消費者ニーズの変化により進化する現代市場を対象とし、企業が直面する課題とその解決策を具体的な事例や最新のビジネス動向を通じて考察する。マーケティングの基本原則である「価値の提供」を基軸に、理論と実践を結びつける力を養うことを目的とする。
本講義は、経済学研究科企業経営専攻のディプロマ・ポリシーである「経営学等の領域における専門的知識を身に付ける」ことを目標とし、マーケティング論の視点でアプローチする。授業を通じて、マーケティング領域の専門知識、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、課題解決力、論理的思考力を身につけ、多様な社会的課題に対応する能力を育成する。
授業の到達目標
・マーケティングの基本概念や理論について理解できる。
・社会の動向や消費者のニーズを分析し、マーケティングの視点から課題を発見できる。
・学んだ理論を現実のビジネス課題に適用し、具体的な事例について論理的に考察できる。
授業計画
【全体】
各回の授業では、マーケティング論の基礎知識と研究方法の習得を目指し、文献の輪読、プレゼンテーション、ディスカッションを行う。ただし、状況によっては授業や試験の実施形態が変更される可能性があります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の概要説明
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
マーケティングを学ぶ
CASIO「G-SHOCK」のブランド・マーケティング
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
競争戦略
ライフネット生命のニッチャー戦略
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
セグメンテーションとターゲティング
パナソニック「ポケットドルツ」:新たなセグメントの創造
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
セグメンテーションとターゲティング
パナソニック「ポケットドルツ」:新たなセグメントの創造
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
消費者行動
はじめての結婚式列席用ドレス選び
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
マーケティング・リサーチ
Jリーグクラブの観客動員数を増やすマーケティングの提案
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
新製品開発
緑茶戦争を勝ち抜く「お〜いお茶」の製品戦略
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回
価格戦略
久原本家の高品質にこだわる価格設定
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回
流通チャネル戦略
ライオン「ラクトフェリン」の新流通チャネル構築
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回
マーケティング・コミュニケーション
アサヒビール「スタイルフリー」のコミュニケーション展開
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回
ブランド構築
Pasco「超熟」ブランドのロングセラー化
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回
サービス・マネジメント
加賀屋の「おもてなし」を支える組織文化とシステム
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回
経験価値マーケティング
東京ディズニーリゾートの価値創造
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回
ウェブ・マーケティング
東急ハンズのトリブルメディア戦略
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第16回
全体のまとめ
授業の振り返り
復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
プレゼンテーション(40%)
授業内のディスカッションでの貢献(20%)
期末レポート(40%)
状況に応じて、授業や試験の実施方法が変更されることがある。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ケースに学ぶマーケティング
ISBN
9784641184268
著者名
青木幸弘編
出版社
有斐閣
出版年
2015
備考
参考書にかかわる情報
備考
授業内で適宜紹介する。
メッセージ
1.状況により、授業内容やレポート等の実施形態を変更する場合がある。
2.欠席する時には、必ず事前に教員に連絡すること。
キーワード
マーケティング、消費者行動、流通
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
流通システム研究、現代商品研究
履修条件
連絡先
連絡先は、ガイダンス配布資料に記載します。
オフィスアワー
適宜対応します。個別に連絡してください。
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