開講年度
開講学部等
2025
大学院経済学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2032000315
国際観光政策[International Tourism Policy]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
朝水 宗彦[ASAMIZU Munehiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
産業革命と大量輸送システムは私たちの社会を大きく変化させた。さらに、航空技術の発展は旅を容易にし、結果として観光は世界最大の産業の一つになった。国際観光はもはや都市部だけの問題ではない。いくつかの地方では、国際観光客が地元の人々に対して経済的、文化的に強い影響を及ぼしている。マスツーリズムが主流だった頃、観光客の多くはビーチリゾートやスキーリゾートなど人工的な地区に集中した。他方、エコツーリストやグリーン・ツーリストは時には地元の人々に対してより深い相互作用をもたらしている。本授業では、これらの社会的な変遷を視野に入れながら、観光に関する法律や政府機関、国際機関などの成り立ちや役割について学ぶ。
授業の到達目標
日本におけるインバウンド観光を中心に扱うが、各国の観光政策の特徴について、文献等の調査を通じて学ぶ。各自が学んだ知識の一部はプレゼン等を通して他の受講生と共有する。
授業計画
【全体】
授業の内容は主にテキストと関連しているが、より深い理解のためにレジュメを配布する。なお、新型コロナウイルスの状況次第では実施形態を変更する場合がありえる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業の概観
Guidance
修学支援システムの確認(120分)
第2回
人的移動の歴史
History of International Travel
修学支援システムの確認(120分)
第3回
人の移動に関する国際統計
Statistics of International Visitors
修学支援システムの確認(120分)
第4回
観光に関する諸研究
Tourism Studies
修学支援システムの確認(120分)
第5回
観光に関する国際統計
Tourism Statistics
修学支援システムの確認(120分)
第6回
日本における観光の変遷
Tourism History of Japan
修学支援システムの確認(120分)
第7回
日本における国際観光
Japan's International Tourism
修学支援システムの確認(120分)
第8回
前半の総括
Revision 1
修学支援システムの確認(120分)
第9回
観光と地域おこし
Tourism and Local Revitalization
修学支援システムの確認(120分)
第10回
地方における国際観光の発展
Glocalization of Tourism
修学支援システムの確認(120分)
第11回
国際観光における地方自治体の役割
International Tourism and Local Government
修学支援システムの確認(120分)
第12回
山口県における国際観光
Yamaguchi's International Tourism
修学支援システムの確認(120分)
第13回
受講生によるプレゼン1
Students' Presentation
修学支援システムの確認(120分)
第14回
受講生によるプレゼン2
Students' Presentation
修学支援システムの確認(120分)
第15回
全体の総括
Revision and notice for the final assignment
期末課題(20時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 20%
成績評価法
プレゼン20%、レポート80%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
Tourists, International Students, and Global Workforce
ISBN
9784782305799
著者名
Munehiko ASAMIZU
出版社
Saganoshoin
出版年
2019
備考
無料配布の予定
参考書にかかわる情報
参考書
書名
オーバーツーリズム解決論 - 日本の現状と改善戦略
ISBN
9784847067051
著者名
田中 俊徳
出版社
ワニブックス
出版年
2024
参考書
書名
ニセコ化するニッポン
ISBN
9784041155127
著者名
谷頭 和希
出版社
KADOKAWA
出版年
2025
参考書
書名
観光大国スペインに見る、オーバーツーリズムの現在と未来
ISBN
9784991289361
著者名
高城 剛
出版社
NEXTRAVELER BOOKS
出版年
2024
参考書
書名
ガストロノミーツーリズム: 食文化と観光地域づくり
ISBN
9784761528553
著者名
尾家 建生, 高田 剛司, 杉山 尚美
出版社
学芸出版社
出版年
2023
参考書
書名
世界中から人が押し寄せる小さな村〜新時代の観光の哲学
ISBN
9784334953652
著者名
島村 菜津
出版社
光文社
出版年
2023
備考
選択
メッセージ
課題は日本語でも英語でも構わない。
キーワード
Tourism Policy, Sustainable Tourism, Globalization
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
経済学部「観光政策概論」、東アジア研究科「観光政策論特別講義」
履修条件
特に無し
連絡先
masamizu[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールで調整。前年度後期のオフィスアワーは火曜日3・4限目
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