タイトル

開講年度 開講学部等
2026 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木3~4    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2081001002 芸術論(美学)[Aesthetics and Art Theory (Aesthetics)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村上 龍[MURAKAMI Ryu]
担当教員[ローマ字表記]
村上 龍 [MURAKAMI Ryu]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
美学とは、18世紀中葉の西洋で成立した、芸術(やそれに類する文化)をおもな対象とする、哲学の一分枝です。

ところで、芸術(やそれに類する文化)といえども、(19世紀の西洋ではそう信じられていたように)他から隔絶した自律的な営みではけっしてありえず、それは社会的な背景との密接な関連のもとにあります。

この授業では、日本映画、なかでも1920~60年代のそれを主たる題材として、芸術(やそれに類する文化)とそれを取りまく状況・文脈との関連を、具体的につぶさに、画面にてらしてみてゆきます。
授業の到達目標
日本映画という題材にそくして、文化史への批判的な眼差しを鍛える。
授業計画
【全体】
全体の構成は【週単位】欄に掲げたとおりです。

途中、上映会に充てる予定の回もありますが、それ以外の週でも、テーマにおうじ複数の作品を断片的に上映します。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 全体への導入
授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第2回 草創期の日本映画 日本映画における近代化/西洋化以前の要素―日本映画の母体としての歌舞伎 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第3回 大正・昭和初期の日本映画(1) 日本映画と近代化/西洋化(1)―大正ロマン・昭和モダンという文化的状況のなかにある小市民映画 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第4回 大正・昭和初期の日本映画(2) 日本映画と近代化/西洋化(2)―大正ロマン・昭和モダンという文化的状況のなかにあるアヴァンギャルド映画 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第5回 大正・昭和初期の日本映画(3) 日本映画と近代化/西洋化(3)―大正デモクラシー以降の政治的、文化的状況のなかにある傾向映画 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第6回 戦前・戦中期の日本映画(1) 日本映画と植民地主義―宗主国による植民地の表象 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第7回 戦前・戦中期の日本映画(2) 日本映画と戦争(1)―戦中の日本映画における敵国の表象(の不在) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第8回 上映会(1) 岡本喜八『独立愚連隊』(1959) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第9回 戦後の日本映画(1) 日本映画と戦争(2)―戦後の日本映画における敵国の表象(の不在) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第10回 戦後の日本映画(2) 日本映画と民主化/米国化(1)―占領下の日本における民主主義映画 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第11回 上映会(2) 中平康『狂った果実』(1956) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第12回 戦後の日本映画(3) 日本映画と民主化/米国化(2)―太陽族をはじめとする若者文化の一環としてのアクション映画(1) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第13回 戦後の日本映画(4) 日本映画と民主化/米国化(3)―太陽族をはじめとする若者文化の一環としてのアクション映画(2) 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第14回 戦後の日本映画(5) 日本映画とバブル景気―ポストモダンという文化的状況における引用症候群 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
第15回 補遺 日本映画とミュージカル―(西洋化・米国化を志向する)日本映画のなかの異物?としてのミュージカル 授業計画に沿った準備学修・復習(それぞれ2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内の発表 50%、授業内のディスカッション 50%
教科書にかかわる情報
備考
使用しません(必要な資料は適宜配布します)。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 日本映画史110年 ISBN 9784087207521
著者名 四方田犬彦 出版社 集英社 出版年 2014
参考書 書名 ニッポン・モダン―日本映画1920・1930年代 ISBN 4815806047
著者名 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ 出版社 名古屋大学出版会 出版年 2008
参考書 書名 「戦後」日本映画論― 一九五〇年代を読む ISBN 4787273248
著者名 ミツヨ・ワダ・マルシアーノ 出版社 青弓社 出版年 2012
参考書 書名 日本映画史叢書2:映画と「大東亜共栄圏」 ISBN 4916087453
著者名 岩本憲児(編) 出版社 森話社 出版年 2004
参考書 書名 日本映画史叢書1:日本映画とナショナリズム 1931-1945 ISBN 4916087445
著者名 岩本憲児(編) 出版社 森話社 出版年 2004
備考
その他、必要におうじ授業内で指示します。
メッセージ
キーワード
日本映画、近代化/西洋化、歌舞伎、大正ロマン・昭和モダン、小市民映画、アヴァンギャルド映画、大正デモクラシー、傾向映画、帝国主義、植民地主義、オリエンタリズム、ジェンダー、プロパガンダ映画・国策映画、民主化/米国化、民主主義映画、太陽族、日活無国籍アクション、バブル景気、ポストモダン、引用、ミュージカル
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
芸術論関連の諸科目
履修条件
連絡先
mrkmryu@[山口大学]
オフィスアワー
火曜日の午後をはじめ、随時(事前に連絡のあることが望ましい)

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