タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月3~4   5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2081001003 宗教心理学論[Psychology of Religion] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
DJUMALI ALAM[DJUMALI ALAM]
担当教員[ローマ字表記]
DJUMALI ALAM [DJUMALI ALAM]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
1)今学期の授業は「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」を主題とする。

2)「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」に関するいくつかの理論的な枠組みを考察し、身近な聖俗循環、生命化・生命ネットワークの具体例に応用を試みる。理論的な枠組みとして主に取り上げるのは、「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」からなる。応用に関しては、現代人とりわけ若者が好んで触れているキャラクターを実体化する活動(キャラ活)に主な焦点をあてて一緒に分析を試みる。

3)授業は基本的にペーパーレスで行う。紙媒体によるレジメや資料の配布およびレポートの提出は行なわない。レジメ・資料は修学支援システムの「講義資料」欄に、授業前日までにアップロードし、受講生は当日の授業開始時間までに閲覧・ダウンロードする。学生は授業中、レジメ・資料をノートPC上で閲覧できるようにする。また、動画資料を用いる場合が多くあるが、学内のダウンロード専用サーバーまたはGoogle共有ドライブの配信・共有を別途検討する。レポートの提出は修学支援システムを通して行う。
授業の到達目標
授業計画
【全体】
授業は以下の授業計画通り全15回行うが、多少の調整・変更はありうる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」に関する概要 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事後学習4時間
第2回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(1) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第3回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(2) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第4回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(3) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第5回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(4) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第6回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(5) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第7回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(6) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第8回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(7) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第9回 プレゼンテーション 個々が関心のあるキャラクターに関する事象/テーマを、「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の視点から分析を試みる 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第10回 プレゼンテーション 個々が関心のあるキャラクターに関する事象/テーマを、「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の視点から分析を試みる 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第11回 プレゼンテーション 個々が関心のあるキャラクターに関する事象/テーマを、「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の視点から分析を試みる 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第12回 プレゼンテーション 個々が関心のあるキャラクターに関する事象/テーマを、「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の視点から分析を試みる 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第13回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(8) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第14回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(9) 「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター 授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
第15回 「聖俗循環」「擬人化/生命化」「生命ネットワーク」の構想と応用(9)
総括
「カリスマ論」「偶像論」「擬人化論」「聖俗論」「記号論」「精神分析」から見るキャラクター。
総括。
授業計画に沿った学習を行う

学修に必要な時間の目安:
事前学習2時間
事後学習2時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: --% D: 30%
成績評価法
小テスト 30%
グループワークとプレゼンテーション 30%
中間レポートと学期末レポート 40%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いない
参考書にかかわる情報
備考
レジメ・資料は数回、授業前日に修学支援システム経由で配布または案内する
メッセージ
宗教学は、宗教の教えや信仰を実践的に学ぶ学問ではなく、いろいろな宗教的/スピリチュアルな事象、人々の多様な精神世界(スピリチュアリティ)を理解しようとする研究分野である。しかしこの場合の理解は、単に客観的な資料や情報を整理したり覚えたりするだけでは、達成できない。宗教学を学ぶには、宗教事象を自分事としてみなし、「感受性」「共感性」「主観性」「個性」「想像力」「感覚」を最大限に活かし、常に自分自身を顧みながら探究する必要がある。といっても、決して難しくて疲れるような探究・学びではない。受講生も教員も、心と思考を閉ざさずにいてさえすれば、それで十分なはず。
キーワード
宗教、宗教学、宗教性、スピリチュアリティ、記号、聖と俗、媒体、擬人化、実体化、生命化、聖俗循環、生命ネットワーク、神霊界、心理界、カリスマ、偶像、人形、アイドル、キャラクター、遊び、サブカルチャー、アニメ、漫画、映画、仮想現実、現実世界、虚構世界、フィクション、VR、Vチューバー、キャラ活、2.5次元、コスプレ、象徴界、現実界、自然界、人間界、想像界、精神分析、転移、鏡像段階、イメージ、主体、他者、自我、フロイト、ラカン、無意識、対象、欲望
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
ジュマリ・アラム
宗教学研究室(人文学部402号室)
djumali@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時とするが、特に以下の時間帯は質問・相談などの対応が可能(急用で不在になるときもあるが、優先的に学生対応の時間としている):
月曜日5・6時限
火曜日7・8時限
木曜日7・8時限

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