開講年度
開講学部等
2026
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2081002001
日本歴史論(中世)[Japanese History (Medieval)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
真木 隆行[MAKI Takayuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
真木 隆行 [MAKI Takayuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
大学院修士課程の受講生を主な対象として、日本中世史に関する具体的な研究事例を踏まえた講義をおこなう。講義内容を通じて、日本中世史に関する理解を深めながら、既存の中世史像を捉え直す視点を提示する。
今期は「南都焼討と顕密寺院の再建事業」と題して、典拠資料の検討を重ねながらお話ししたい。治承4年(1180)12月、平氏政権の南都焼討によって興福寺・東大寺が焼亡したこと、その後に両寺の再建事業が展開したことは、周知の通りである。とりわけ東大寺の再建事業については、周防国との関係が深いこともよく知られている。この講義では、南都焼討がどのようにおこなわれたか、興福寺・東大寺の再建事業がどのようになされたかについて、史料に即しつつ、近年の研究成果も踏まえながら再検討したい。いっぽうこの前後の時期には、実はそのほかの寺院の再建事業も並行して展開していた。12世紀末における顕密寺院再建の全体動向を明らかにすることを通じて、日本中世の政治史・寺社勢力論を捉え直すための試みをお示ししたい。
典拠となるデータの検討、先行研究に対する批判的継承・継承的批判等の具体例として、各自の修士論文作成に向け、応用的にご参照いただきたい。
授業の到達目標
・日本史とりわけ日本中世史の実像について理解を深め、歴史像の再構築をすすめる。
・日本中世史分野における個別研究の実例を通じて、歴史学の研究方法を学ぶ。
・既存の歴史的知識を捉え直せるような柔軟な思考力を養う。
授業計画
【全体】
下記のように授業をすすめる。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義のはじめに
授業概要と評価方法の説明
事前事後の学修時間目安1時間。
第2回
『平家物語』南都焼討関係記事の検討
『平家物語』諸本の比較検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第3回
南都攻撃直前の状況の検討
『玉葉』『山槐記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第4回
南都攻撃の検討
『玉葉』『山槐記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第5回
南都焼討の検討
『玉葉』『山槐記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第6回
南都焼討後の検討
『玉葉』『山槐記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第7回
興福寺・東大寺の再建事業の概要とその比較
概要把握と時期区分
事前事後の学修時間目安2時間。
第8回
興福寺・東大寺の再建事業の開始までの諸問題(1)
『玉葉』『吉記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第9回
興福寺・東大寺の再建事業の開始までの諸問題(2)
『玉葉』『吉記』等の記事の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第10回
興福寺・東大寺の再建事業第1期の検討(1)
再建第1期の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第11回
興福寺・東大寺の再建事業第1期の検討(2)
再建第1期の検討(つづき)
事前事後の学修時間目安2時間。
第12回
興福寺・東大寺の再建事業第2期の検討(1)
再建第2期の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第13回
興福寺・東大寺の再建事業第2期の検討(2)
再建第2期の検討(つづき)
事前事後の学修時間目安2時間。
第14回
興福寺・東大寺の再建事業第3期の検討
再建第3期の検討
事前事後の学修時間目安2時間。
第15回
総括と展望
この講義の補足と総括と展望
レポートの準備と執筆の目安33時間以上。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
・小テスト20%、レポート80%
・いずれも論述文としての解答を求め、講義理解度・内容レベル・論述文作成能力に応じて評価する。
概ねの採点基準としては、理解度・内容レベルが高く、論理構成の巧みな解答を「優」以上(特に優れたものを秀とする)とする。理解度・論理構成いずれかに不充分さがあれば「良」とし、いずれにも不充分さがありながら単位認定できる程度と判断できれば「可」とする。
・レポート課題に対応しないものや、講義の内容と矛盾するものは、不可となる。
・欠席時間率30%以上は、原則として欠格とする。出欠確認における不正行為は、試験の不正行為に準じて対応する。
教科書にかかわる情報
備考
配布プリント等。
参考書にかかわる情報
備考
講義時間中に紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
配布プリントを通じて別途お知らせする。人文学部棟3階の研究室へのご来訪にも対応する。
オフィスアワー
各曜日の放課後。このほかにも在室時に多忙でなければ対応可能。
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