開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金7~8
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082001001
西洋哲学思想論(哲学)[Western Philosophy and Thought (Philosophy)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
脇條 靖弘[WAKIJOH Yasuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
脇條 靖弘 [WAKIJOH Yasuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
『パイドロス』前半部の最初のリュシアスのスピーチに対して、ソクラテスの二つのスピーチはどの点で優れているのか。
また、最後のソクラテスのスピーチはその前のスピーチよりも優れているのか。これらを考察することで、プ
ラトンが説得のために真理を知る必要があると言うことは、必ずしも語る内容が真であることを含意するもの
ではないことを理解する。講義形式の授業。
授業の到達目標
プラトンの『パイドロス』のテーマは何か。恋(エロース)についての三つのスピーチが提示される前半部
分と、真の弁論術、説得の技術が論じられる後半部の関係はどうなっているのか。プラトンがどのような問題
意識をもっていたのか、またどのような時代背景がそこにあったのかを理解し、その意義を評価する。
授業計画
【全体】
『パイドロス』のテキストを検討する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
Introduction
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第2回
時代背景と場面設定
Historical background
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第3回
リュシアスのスピーチ
Lysias
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第4回
ソクラテスの一つ目のスピーチ
The first speech of Socrates
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第5回
取り消しの歌(パリノーディアー)
Palinode
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第6回
美のイデアの想起
Recollection of the Form of Beauty
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第7回
偽なる思いなしの可能性 de re / de dictoの区別
誤りの可能性
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第8回
恋のパートナー
partner of love
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第9回
魂の不死性
Immortality of Souls
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第10回
本当の弁論術とは何か
True Rhetoric
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第11回
ソフィストたちの「弁論技術」批判
Criticism of Sophistic Rhetoric
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第12回
説得の技術のための要件
The art of persuasion
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第13回
神々と巨人族との戦い
非物体主義
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第14回
イソクラテス
Isocrates
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第15回
哲学の営みと問答法(ディアレクティケー)
Dialectics
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験100%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてプリントを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
yasu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜18:00-19:00(事前に連絡して下さい)
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