開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
4.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082001005
芸術論(美術史)[Aesthetics and Art Theory (Art History)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤川 哲[FUJIKAWA Satoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤川 哲 [FUJIKAWA Satoshi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
美術史編修の歴史を辿り、美術史学の可能性について受講生とともに考究します。
授業の到達目標
美術史編修の歴史を辿り、美術史学の可能性について受講生とともに考究します。専門的かつ横断的な視野と思考力を獲得する。 自らの研究課題の解明に必要な専門的知識を習得する。自らの研究課題をめぐって幅広い視野から多面的に考え抜く。適切な課題設定を行い、解決に向けた最適な筋道を構想した上で、それを着実に実現できる。
授業計画
【全体】
ウード・クルターマンの『美術史学の歴史』に沿って、美術史編修の歴史を振り返ります。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
本書の構成
準備学修に必要な学修時間の目安:3時間(テキストの目次を通覧し、美術史学の歴史に対してどのような関心を持ったかというテーマでA4 1枚程度のレポートを作成してくる)
第2回
序論/第1章 美術家列伝
芸術家研究としての美術史
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第3回
第2章 プッサンとフランスアカデミー/第3章 啓蒙主義の美術観/第4章 ラオコオン論争
美術史概念の成立前夜
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第4回
第5章 ヴィンケルマンの革命/第6章 歴史学への途上
「美術+歴史」という革新的着想
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第5回
第7章 美術史家ゲーテ/第8章 ロマン主義の美術史学
美術史が扱う諸問題の萌芽
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第6回
第9章 ルーモールと美術史学のベルリン学派/第10章 ヤーコプ・ブルクハルトとルネサンス
時代イメージ
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第7回
第11章 現実と方法
リアリティの重要性
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第8回
第12章 泡沫会社乱立時代の美術史学/第13章 ドレスデンのホルバイン論争
実証的研究
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第9回
第14章 印象主義の美術観/第15章 美術史学のウィーン学派
芸術観の刷新と歴史観の刷新
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第10回
第16章 形式の発見
様式史
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第11回
第17章1900年前後の美術史学
多様性
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第12回
第18章 表現主義の美術史学
美術史と同時代美術
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第13回
第19章イコノロジーの樹立
図像解釈学
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第14回
第20章 今日の美術史学
欧米圏における美術史学の展開
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
第15回
結語 美術史家/総括
美術史学の可能性について
準備学修に必要な学修時間の目安:4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: 20%
成績評価法
プレゼンテーション 20%、期末レポート 80%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
美術史学の歴史
ISBN
4805502894
著者名
ウード・クルターマン
出版社
中央公論美術出版
出版年
1996
備考
参考書にかかわる情報
備考
各受講生の関心に応じて、適宜紹介します。
メッセージ
専門的な知識を身につけましょう。
キーワード
修士論文
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:人文研究棟406 電話:083-933-5234 E-mail:fujikawa●yamaguchi-u.ac.jp ●の部分を@に。
オフィスアワー
毎週月曜 13:00~14:30
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