開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火5~6
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082001006
西洋哲学思想論演習(哲学の理論)[Seminar in Western Philosophy and Thought (Theory of Philosophy)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
脇條 靖弘[WAKIJOH Yasuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
脇條 靖弘 [WAKIJOH Yasuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代のマイノング主義には主に三つのアプローチがある。一つはグラハム・プリーストによる
「可能世界による戦略」である。二つ目は、属性そのものを核属性と核外属性の二つに区別する
アプローチである。三つ目は、E Zaltaらによる「二重コプラ戦略」である。これは
、exemplificationとencodeという二つの述語づけを考えるアプローチである。それぞれのアプロ
ーチを比較する。
授業の到達目標
哲学の理論のうち、認識論についての理解と知識を得る。四つのテーマに分かれる。一つ目
は、知識を定義する試み、二つ目は、知識の正当化の問題、三つ目は知覚の位置づけ、四つ目
は懐疑論の問題である。それぞれについてその理論化の可能性と問題点を理解できるようにな
る。
授業計画
【全体】
現代のマイノング主義について検討する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション:
存在しない対象の理論
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第2回
マイノング主義の歴史
History
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第3回
「すべての対象は存在する」というドグマ
The dogma
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第4回
属性の区別:核属性
nuclear properties
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第5回
属性の区別:核外属性
non-nuclear properties
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第6回
述語付けの区別
exemplification
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第7回
述語付けの区別
encoding
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第8回
Zaltaの対象理論
Zalta
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第9回
志向性の問題
Intentionality
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第10回
「フードをかぶった男」のパラドックス
the hood man
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第11回
可能世界によるアプローチ
possible worlds
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第12回
不可能世界、開放世界
impossible worlds, open worlds
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第13回
マトリックス
matrices
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第14回
数学的対象
mathematical objects
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
第15回
まとめと総括
Conclusion
授業中に指示した学習(学習時間の目安:事前学習2時間、事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業中の発表内容によって評価する(100%)
教科書にかかわる情報
備考
プリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
yasu@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜18:00-19:00(事前に連絡してください)
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