タイトル

開講年度 開講学部等
2025 大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木9~10   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
2082002004 日本歴史論演習(中世の政治)[Seminar in Japanese History (Medieval Politics)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
真木 隆行[MAKI Takayuki]
担当教員[ローマ字表記]
真木 隆行 [MAKI Takayuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 日本中世史分野の研究を希望する大学院生を主たる対象とし、日本中世の政治史に関連する史料をテキストとして選び、輪読形式で講読をおこないつつ、関連論文を読み、質疑応答をおこないながら、日本中世史の研究方法を実践的に学ぶ。そのいっぽうで、各自の研究テーマに関する研究報告をおこない、質疑応答をおこなうことを通じて、各自の研究の深化を目指す。以上を通じて日本中世史に関する理解を深めながら、論文執筆に必要となる諸能力の涵養をはかる。
授業の到達目標
・日本中世の政治史との関連において、大学院修士課程レベルの受講生が、各自の研究テーマを捉え直しながら検討を重ねることを通じて、日本中世史の実像や研究方法について実践的に学ぶ。
・日本中世史料の読解力の向上をはかる。
授業計画
【全体】
各自が設定した論文テーマを掘り下げ、その検討成果を報告し、研究レポートにまとめる。各回の報告者は、受講者が分担する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 授業のはじめに
授業概要と評価方法の説明、受講生各自の研究テーマの報告と質疑応答 事前事後の学修時間目安2時間以上。
第2回 日本中世政治関係史料のうち今期の輪読史料の選定およびその検討箇所分担の決定 史料輪読の準備 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第3回 今期選定の輪読史料(中世政治関係)の検討にむけた予備報告 史料輪読の準備 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第4回 古代中世移行期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第5回 平安時代末期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第6回 鎌倉時代成立期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第7回 受講生各自の研究テーマに関する今期第1次報告(基礎)と質疑応答 研究報告と質疑応答 レジュメ作成30時間以上。
第8回 鎌倉時代後期までの政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第9回 南北朝時代の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第10回 室町時代前期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第11回 受講生各自の研究テーマに関する今期第2次報告(発展)と質疑応答 研究報告と質疑応答 レジュメ作成30時間以上。
第12回 室町時代後期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第13回 戦国時代の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第14回 中近世移行期の政治史をめぐる論点および今期輪読史料の検討 史料輪読と質疑応答 事前事後の学修時間目安3時間以上。
第15回 受講生各自の研究テーマに関する今期第3次報告(今期の総括)と質疑応答 研究報告と質疑応答 レジュメ作成5時間以上。レポート執筆30時間以上。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: 30% D: 50%
成績評価法
平常点 50%、レポート 50%
・演習時間内の報告は検討成果のレベルに応じて評価し、最終レポートは検討成果のレベルと論述文作成能力に応じて評価する。
・最終レポートの分量は本文4000字程度とする。
・欠席には事前承認を要し、緊急時のやむをえない場合には事後承認を認めるが、それ以外の欠席は認められない。報告担当の不履行は、原則として欠格とする。
教科書にかかわる情報
備考
配布プリント等。
参考書にかかわる情報
備考
演習時間中やその前後の時間に適宜紹介する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
別途連絡する。
無断欠席は認められない。やむをえない欠席の場合には事前連絡を要する(もちろん緊急時には事後報告可)。
オフィスアワー
後期は月曜・火曜・木曜の放課後など。このほかにも在室時に多忙でなければ対応可能。

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