開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木1~2
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082002005
日本歴史論演習(近世の政治)[Seminar in Japanese History (Early-Modern Politics)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
石田 俊[ISHIDA Shun]
ー
担当教員[ローマ字表記]
石田 俊 [ISHIDA Shun]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本近世史を専攻する大学院生を主たる対象とする。『岩波講座日本歴史 近世1~3』(岩波書店、2014年)所収の政治史関係の論文をテキストとして用いる。受講生は担当の論文を精読し、さらに引用されている文献や史料をあわせて読み込んで分析し、その論文の研究史上の位置づけや意義、疑問点などを報告する。そのあと、参加者全員で討論を行い、議論を深める。発表する受講生はもちろん、他の受講生も十分な予習・復習が必須である。
授業の到達目標
・日本近世の政治史に関する先行研究をより深く理解し、自身の研究を広い視野から研究史上に位置づけることができる。
・史料を用いてより緻密な論証をすることができる。近世の政治体制に関する基礎的知識を獲得する。研究史を批判的に検討する姿勢を身につける。近世社会全体について関心・意欲を持つ。研究史を批判的に検討する姿勢を身につける。自分の意見を適切に論述できる日本語能力を身につける。
授業計画
【全体】
『岩波講座日本歴史 近世1~3』(岩波書店、2014年)所収の政治史関係の論文をテキストとして用いる。受講生は担当の論文を精読し、さらに引用されている文献や史料をあわせて読み込んで分析し、その論文の研究史上の位置づけや意義、疑問点などを報告する。そのあと、参加者全員で討論を行い、議論を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
授業の概要、成績評価の方法などの説明
特になし
第2回
第一回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、藤井讓治「近世史への招待」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第3回
第二回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、堀新「織田政権論」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第4回
第三回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、中野等「豊臣政権論」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第5回
第四回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、牧原成征「兵農分離と石高制」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第6回
第五回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、岡美穂子「キリシタンと統一政権」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第7回
第六回
『岩波講座日本歴史 近世1』所収、福田千鶴「江戸幕府の成立と公儀」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第8回
第七回
『岩波講座日本歴史 近世2』所収、三宅正浩「江戸幕府の政治構造」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第9回
第八回
『岩波講座日本歴史 近世2』所収、高野信治「大名と藩」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第10回
第九回
『岩波講座日本歴史 近世2』所収、岩城卓二「畿内近国論」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第11回
第十回
『岩波講座日本歴史 近世2』所収、木村直樹「近世の対外関係」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第12回
第十一回
『岩波講座日本歴史 近世3』所収、村田路人「吉宗の政治」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第13回
第十二回
『岩波講座日本歴史 近世3』所収、渡辺美季「東アジア世界のなかの琉球」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第14回
第十三回
『岩波講座日本歴史 近世3』所収、小倉宗「近世の法」に関する報告と討論
参考文献の予習および復習(4時間)
第15回
総括
まとめと展望
総復習(8時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
授業中の発表(40%)、討論の参加度(10%)、学期末のレポート(50%)で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
大津透・桜井英治・藤井讓治・吉田裕・李成市編『岩波講座日本歴史 近世1~3』(岩波書店、2014年)
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
授業中に指示します。
オフィスアワー
在室中はいつでも。
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