開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水5~6
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082002006
西洋歴史論演習(古代・中世の社会)[Seminar in Western History (Ancient and Medieval Society)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
南雲 泰輔[NAGUMO Taisuke]
ー
担当教員[ローマ字表記]
南雲 泰輔 [NAGUMO Taisuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本授業では、西洋古代と西洋中世にまたがる新たな時代区分として、現在の学界において広く認知されるようになった「古代末期(Late Antiquity)」について、その社会の様相を、最新の成果に基づき日常生活の観点から解説した定評ある概説書、クリスティナ・セッサ著『古代末期の日常生活』(Kristina Sessa, Daily Life in Late Antiquity, Cambridge: Cambridge University Press, 2018.)を取り上げ、注記も含めて精読するとともに、その内容について出席者全員で検討を行なう。
授業の到達目標
西洋歴史論演習(古代・中世の社会)では、西洋古代史及び西洋中世史における社会とそれに関連する事項を扱った欧米学界における優れた研究成果の摂取を通じて、関連学説の検討を踏まえた問題設定及び課題を解決するための史料批判を的確に行う力を涵養し、また、史資料の読解力を向上させるとともに、日本語による表現力をも彫琢することを目指す。
授業計画
【全体】
【週単位】の通り実施する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
シラバスの確認・受講上の注意・修士論文執筆時の技術的な留意点の説明およびテキストの読解と内容にかんする討論
受講希望者は必ず出席すること
第2回
「序章 後期ローマ帝国時代の日常生活について研究すること」の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第3回
「第1章 田園生活」の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第4回
「第2章 都市生活」前半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第5回
「第2章 都市生活」後半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第6回
「第3章 家庭」前半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第7回
「第3章 家庭」後半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第8回
「第4章 日々の生活のなかの国家」前半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第9回
「第4章 日々の生活のなかの国家」後半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第10回
「第5章 身体と精神」前半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第11回
「第5章 身体と精神」後半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第12回
「第6章 日常生活のなかの宗教」前半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第13回
「第6章 日常生活のなかの宗教」後半の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第14回
「補遺 後期ローマ帝国時代の時間と貨幣」の精読及び内容の検討
テキストの読解と内容にかんする討論
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第15回
全体の総括
授業全体のまとめ
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
第16回
予備日
予備日
指示した範囲の予習・復習を行なう(準備学習の目安時間:2時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 50%
成績評価法
・平常点(授業中における報告。30%)及び学期末に課すレポート(授業で学んだ内容を活用した研究報告書。70%)によって評価する。
・講義中での報告担当者が担当回を無断で欠席した場合、その者は原則として単位認定の対象としない。
・学期末に課すレポートは、一般的な学術論文の形式に則って作成することが求められる。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
Daily Life in Late Antiquity
ISBN
著者名
Kristina Sessa
出版社
Cambridge University Press
出版年
2018
備考
テキストは初回ガイダンスまでに各自で入手しておくこと。
参考書にかかわる情報
備考
講義中に適宜提示する。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
ガイダンス時に周知する。
オフィスアワー
ガイダンス時に周知する。
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