開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水3~4
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082002009
比較考古論演習(社会)[Seminar in Comparative Archaeology (Society)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
村田 裕一[MURATA Hirokazu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
村田 裕一 [MURATA Hirokazu], 鈴木 舞
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
東アジア考古学の研究を希望する大学院生を主たる対象とし、研究指導を行う。受講生は各自が設定する研究テーマに基づいて、担当教員の助言のもと、担当日には研究報告を行い、参加者で質疑応答を行う。また、考古資料の基礎的な分析方法のケーススタディーとして、受講者各自が関心をもつ地域・時代に即した考古資料を取り上げ、古代社会を復元する手法を学び、自身の研究テーマ及び研究方法についての理解を深める。
授業の到達目標
1. 東アジア考古学の分野において、大学院修士課程レベルの受講生各自が演習内における研究テーマを自ら見つけ、検討を重ねることをとおして、東アジア世界の実像や考古学の研究方法、とくに比較という手法の有用性について実践的に学ぶ。
2. 考古資料のもつ可能性を理解するとともに、受講生各自が自身の研究テーマに即した資料の選定と分析方法を修得する。
3. 考古学分野における修士論文作成のための力を養う。
授業計画
【全体】
東アジアの考古遺物をケーススタディーとしてとりあげ、講義を行います。各受講者は、自身の研究課題について報告を行い、受講者間での議論を通してその内容の深化を図れるよう進めていきたいと思います。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
本演習の内容と目的について講義する。
事前学習:シラバスに記載した参考資料に目を通して、事前準備をしておく(30分程度)。
事後学習:授業で配布した資料を改めて目を通し、参考資料も参照しつつ、授業内容への理解を深める(3時間半程度)。
第2回
研究テーマの選定
受講者各時の研究テーマの選定について議論する。
事前学習:前授業で配布した資料に目を通して、事前準備をしておく(30分程度)。
事後学習:本授業で配布した資料を改めて目を通し、参考資料も参照しつつ、授業内容への理解を深める(3時間半程度)。
第3回
研究史の把握
受講者各自の研究テーマに従って、研究史について発表し、その内容について議論する。
事前学習:前授業で配布した資料に目を通して、事前準備をしておく(2時間程度)。
事後学習:本授業で配布した資料を改めて目を通し、参考資料も参照しつつ、授業内容への理解を深める(10時間程度)。
第4回
研究資料の収集とその方法
受講者各自の研究テーマに従って、研究資料の収集とその方法について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(2時間程度)。
第5回
資料収集の方法についての検討
前回の議論を踏まえ、受講者各自が資料を再収集し、発表を行う。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第6回
考古学的分析方法とその検討
受講者各自の研究テーマに従って、研究方法について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第7回
機能にもとづく資料分類の方法
受講者各自の研究テーマに従って、機能にもとづく資料分類について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第8回
機能にもとづく資料分類についての検討
前回の議論を踏まえ、受講者各自が機能にもとづく資料分類について再検討し、発表を行う。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第9回
型式学にもとづく資料分類の方法
受講者各自の研究テーマに従って、型式学にもとづく資料分類について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第10回
型式学にもとづく資料分類についての検討
前回の議論を踏まえ、受講者各自が型式学にもとづく資料分類について再検討し、発表を行う。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第11回
技術にもとづく資料分類
受講者各自の研究テーマに従って、第7~10回での成果を踏まえながら、技術にもとづく資料分類について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第12回
分布論にもとづく比較
受講者各自の研究テーマに従って、第7~11回での成果を踏まえながら、分布論にもとづく比較検討について発表し、その内容について議論する。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第13回
分布論にもとづく比較についての検討
前回の議論を踏まえ、受講者各自が分布論にもとづいて再検討し、発表を行う。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第14回
成果報告会
各人の研究テーマに従い、総括的な研究報告を行う。
事前学習:発表準備を行う(10時間程度)。
事後学習:自身の発表を振り返り、参考資料を参照しつつ、内容への理解を深める(10時間程度)。
第15回
まとめ-考古学による歴史復元-
本演習の内容について総括する。
事前学習:本授業で配布した資料に目を通して、事前準備をしておく(2時間程度)。
事後学習:本授業での発表内容、参考資料を振り返り、授業内容への理解を深める(20時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 70%
成績評価法
授業への参加度 40%、レポート 60%、出席 欠格条件
教科書にかかわる情報
備考
演習時間中に適宜プリント等を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
演習時間中に指示する。
メッセージ
キーワード
東アジア 考古学
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
比較考古論(政治・社会) 比較考古論演習(政治)
履修条件
連絡先
h-murata●yamaguchi-u.ac.jp(※●を@に変えてください)
オフィスアワー
適宜メールでアポイントの上、学習相談を行う。
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