開講年度
開講学部等
2025
大学院人間社会科学研究科(修士課程)
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金5~6
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
2082004002
日本文学論(近代)[Japanese Literature (Modern)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野坂 昭雄[NOSAKA Akio]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野坂 昭雄 [NOSAKA Akio]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
日本の近代文学史、特に近代詩の展開について理解することが、この授業の目的である。
授業では、日本の近代詩の歴史を明治期から辿り、代表的な流派・詩の傾向について説明を加えていくなかで、詩の表現が複雑化し、その詩想や技法という点で成熟してゆくプロセスを理解する。
授業の到達目標
・文学史に関する知識を修得し、文学作品を自分なりに読解できるようになる。
・文学史を幅広い視野から捉え、その展開とそこに含まれる問題点とを自分なりに理解した上で、自らの研究に生かすことができる。
授業計画
【全体】
基本的には講義形式ですが、受講生には具体的な作品の分析、調査報告などを適宜行ってもらう予定です。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
概説
授業の流れを説明する
日本文学史における近代詩の歴史的事項を確認しておく(準備学修に必要な時間の目安:4時間)
第2回
近代詩の歴史的展開と雑誌
近代詩の全体的な説明
事前に配布した資料を精読する(学修時間の目安:4時間)
第3回
新体詩抄
「新体詩抄」の存在意義を考える
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第4回
浪漫主義
島崎藤村「若菜集」を中心に考える
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第5回
象徴主義
蒲原有明の象徴詩を紹介する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第6回
自然主義
自然主義と口語自由詩との関係を考える
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第7回
人道派・民衆詩派
高村光太郎の詩を分析する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第8回
萩原朔太郎
朔太郎の詩業を概観する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第9回
プロレタリア詩
中野重治の詩を中心に考察する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第10回
モダニズム詩
モダニズム詩人と詩誌を紹介する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第11回
散文詩
萩原朔太郎の散文詩を分析する
資料を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第12回
昭和期の抒情詩
雑誌『四季』について概観する
作品を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第13回
戦争期の詩
戦争詩の問題を概観する
作品を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第14回
戦後詩の射程
戦後の詩の動向を概説する
作品を精読する
予習・復習(学修時間の目安:4時間)
第15回
まとめ
日本の近代詩史が孕む問題について
授業内容全体の復習(学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 30%
成績評価法
授業内での取り組みと、最終レポートにより評価します。
授業内での取り組み 50%、最終レポート 50%
教科書にかかわる情報
備考
教科書は用いず、授業ではプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
参考書は、授業内で適宜指示します。
メッセージ
キーワード
日本近代詩
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
anosaka●yamaguchi-u.ac.jp
(メール送信の際は●を@に変えて下さい)
オフィスアワー
特に曜日・時限は定めません。可能な限り対応しますので、授業の後あるいはメールにて教員にアポイントメントを取ってください。
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